スポーツのライバル関係は人生の中では短い期間だと思います

昨日、来日中のトランプ大統領と安倍首相のゴルフ外交に、プロゴルファーの松山英樹選手も参加してプレーしました。

トランプ大統領が松山選手の参加を熱望して実現したようです。

2、3日前、大リーグで活躍している田中将大投手がヤンキースに残留することがニュースになっていましたが、私はこの二人を見ると、以前ライバル視されていた選手のことを思い出します。

日本人はライバル対決が好きなのか、ストーリーを作ってでもライバル対決を盛り上げようとしている気がします。

みうみまコンビとして知られる、卓球の平野美宇選手と伊藤美誠選手もそうですよね。

伊藤選手の方がオリンピックに出場し、その後の全日本選手権やアジア選手権では平野選手の方が活躍しています。

このような人たちはそれぞれの競技でもトップの選手であり、注目されるのは当然ですが、注目されすぎて気の毒になります。

学生の部活のレベルではなく、遥かに高いレベルで競い合っているライバルですから、ある時期に力が拮抗していても、年月が経てばどちらかがそのレベルを保てなくなるのは、当然のことではないでしょうか。

フィギュアスケートの浅田真央選手やキム・ヨナ選手のように、長い間注目されることの方が珍しいのでしょう。

同じ勝負の世界でも、囲碁や将棋のような現役期間の長い競技の方が、長いライバル関係を続けている人たちが多いと思います。

そういう意味では、同じ時期に力が拮抗する存在がライバルでしょうから、短い競技人生であるスポーツで二人のスターが現れたら、マスコミやファンが放っておくはずはないですよね。