その時代の社会情勢によってクリスマスの気分も変わるんですね

週刊誌にいつも「AIがあなたの仕事を奪う!」なんて見出しが躍っていたら、毎日浮かれていていいんだろうか、という不安も芽生えてくるでしょう。

1ヶ月も2ヶ月も前から、クリスマスの飾り付けをする気分にはならないということなのかもしれません。

その代わり、昨日お話したハロウィンなんかは年々盛り上がり具合が大きくなっているような気がします。渋谷なんて凄いみたいですね。

そういえば、先日終わったプロ野球のクライマックスシリーズは大盛り上がりでした。

予選も含め、サッカーのワールドカップも多くの人が熱狂しています。

先が見えない時代の不安の裏返しで、短い期間に、瞬間湯沸かし器のように発散したい気分になりたいのかもしれません。

鎌倉時代、蒙古襲来などの社会不安におびえる民衆に熱狂的に受け入れられた一遍上人の踊り念仏、江戸時代、黒船来航や飢饉などの同様の不安から発生した「ええじゃないか」。

不安な時代というのは、盆踊りのような、年に数えるほどしかないイベントではハレの日が足りないので、民衆自らイベントを作り出したようなところがあるのかもしれません。

思い返してみると、バブルの絶頂期は毎日がハレの日のような感じでしたので、クリスマス準備期間でもそれなりに気分が高揚していたように思いますし、その反面、肝心のクリスマスイブは最高のハレの気分だったかといえば、そうでもなかったような気もします。

そもそもクリスマス自体、イエス・キリストの生誕をお祝いする日であって、そんな気分を期待する方が変ですよね。