小学生のときからスマートフォンが与えられていたらと想像してしまいました

今日、小学生でもLINEをしているというインターネットの記事を読んでいたのですが、そのコメント欄に高校生が投稿していました。

彼はスマートフォンは面白いのでいつも使っているが、思考停止しているような感覚があるとのこと。

難しい本を読み切ったときなどに感じる充実感を知っているので、子供たちがこのような充実感を知らずに成長するとすれば問題なのではないか、というような内容でした。

私はLINEはあまりやりませんが、好きなジャンルの情報サイトやYouTubeなどを見ているとつい時間を忘れてしまうことがありますので、彼のいっている感覚は分かります。

私も高校生ぐらいになると、長文問題の読解力をつけるためにとか、このくらい読めと強制されたりとかで、難しい本も読んでいました。挫折することの方が多かったのですが。

そんな中でもごくまれに、遠藤周作さんの「沈黙」のような感動する本に出会うこともありました。

当時はスマートフォンどころかパソコンさえも身近にありませんでしたので、勉強もせずにだらだらと時間をつぶすとすれば、テレビを見るか漫画を読むくらいだったように思います。

テレビは居間にしかありませんので見る時間は限られていますし、漫画もお小遣いで買う冊数はたかが知れています。

もし小学生のときからスマートフォンを与えられて、LINEやYouTubeなどを見放題の環境だったら、自分もこのような体験ができなかったように思います。