今までにないアプリの説明はそれを必要とするお客さんを探すことも込みだと思います

昨日お話ししたように、「メディアドライブ ソリューションフェア 2017 福岡」に行ってきました。

先週の西日本国際福祉機器展と同じ、cocotamaさんの「ここたまサポート相談室」、NPO法人 心の卵さんの「安心対話室」、弊社の「楽々談話室」を出展させていただきました。

今日は私が説明員として一日ブースに立って、いつものことですが伝えることの難しさを感じました。

来場されていたのは、主に若手から中堅までのビジネスマンの方が多いようです。

そのような方にとっては、いくら「新タイプのチャット」と銘打ってパネルで説明していても、LINEやチャットワークのようなアプリを十分使いこなしていらっしゃるようで、今さらそれ以外のチャットアプリの説明に足を止めるような方はあまりいらっしゃらない気がしました。

それでも数人の方に詳しく説明させていただいたのですが、いずれのアプリも管理者が管理している閉じられた空間でチャットできること、ユーザー登録は「サポート相談室」は匿名で、他の二つはニックネームでできるために個人情報が知られないことなどをお話しすると、今までにない安全性にとてもいい反応をいただけます。

しかしそれは当たり前で、今までにないものだからこそしっかり説明する必要があるわけで、更にいえば、しっかり説明するのをちゃんと聞いていただけるお客さんを探す必要があるんですよね。

そのために、「サポート相談室」はメンタルヘルス対策で困っている企業担当者を探さなければなりませんし、他の二つも、一般的なチャットアプリを使いたいのだけれど、個人情報が不安で躊躇している団体を探さなければなりません。

このような今までにないものを知ってもらう難しさは、ミュースケを作ったときも感じました。

今では3年くらい説明を続けていたら少しずつ認知されて行くかな、くらいの気持ちでいることも、精神衛生上大事だということが分かってきました。