心の卵さんとcocotamaさんが共同で事業を展開されます

西日本国際福祉機器展で、NPO法人 心の卵さんと株式会社cocotamaさんが共同でチャットアプリを展示されたことをきっかけに、本格的に共同事業を始められるようです。

ちなみに心の卵さんが展示されていたアプリは「安心対話室」、同じくcocotamaさんのアプリは「ここたまサポート相談室」。そして今回は展示されていませんでしたが、cocotamaさんには「ここたまサポートひろば」という商品もあります。

元々cocotamaさんは心の卵さんのスタッフが創業された会社ですので、事業内容はカウンセリングやメンタルヘルスの社員研修など共通の部分が多いです。

主な違いは、心の卵さんが個人の方を対象としているのに対し、cocotamaさんは企業を対象としているところです。

このたび新しい製品を発売するに当たって、ターゲットがカウンセラーや企業の健康管理担当者など、心の相談に携わる人に最適なアプリであることが共通しているため、共同事業化のメリットがあると判断されたのだと思います。

さらにいえば、三つのアプリとも管理者が存在していて、その管理者と利用者が1対1で対話するという、今までにない形態のシステムです。

この形態は、心の問題を相談することに特化して設計されていることもあって、利用者がどれだけ増えても、1対1の専用画面でスムーズにチャットできますし、利用者が勝手にユーザー登録できないようになっていますので、部外者がチャットに侵入する不安はありません。

このような特徴を世の中に浸透させて行くためにも、別々に広報活動を進めるよりは、共同事業でやって行く方が効率がいいと判断されたのだと思います。