株式会社cocotamaさんの「ここたまサポートひろば」を契約した企業は、cocotamaの専属カウンセラーさんが企業の社員とチャットするため、企業に管理者はいません。
一方、cocotamaさんの「ここたまサポート相談室」を契約した企業は、専任の担当者を立てていただいて、その方が管理者として利用者、つまり社員とチャットをしていただきます。
NPO法人 心の卵さんの「安心対話室」の場合は、契約したカウンセラーの方が管理者となって利用者、つまりカウンセリングを受ける方とチャットをすることになります。
管理者は利用者と1対1でチャットをしますが、管理者から発言することはありません。
管理者はあくまで利用者が発言するのを待つ、という仕様になっています。
これはどういうことかというと、例えば管理者は利用者Aさんと自分の二人だけが表示されている画面でチャットをするのですが、利用者Bさんが発言した瞬間、管理者の画面は利用者Bさんとの二人だけの画面に切り替わります。
例えばAさんが「管理人さん、こんにちは」と発言した直後に、Bさんが「管理人さん、こんにちは」と発言したとします。
管理者の画面にはAさんの発言が表示されていますので、まずは「Aさん、こんにちは」と返信します。
その直後に、管理者の画面はBさんとのチャット画面に切り替わります。
このように、画面上は1対1で対話をしているのですが、システム上は管理者と複数の利用者の1対多で対話をしています。
今のところ利用者数の制限はしていませんので、管理者1名に対し利用者数百名で利用申請していただいてもかまいません。
利用者が多ければ多いほど、利用者が同時に発言する可能性も高まります。
もし10人がほぼ同時に発言したとすると、管理者のチャット画面に10人目の利用者が表示されるには、9回返信した後ということになります。
このような状況になったとき、できるだけ一人ひとりを待たせないことを重視して設計されていますので、管理者は利用者が発言するのを待つ、という仕様になっているのです。
なお、管理画面から特定の利用者や全員にプッシュ通知をすることもできますので、必要であれば管理者から発言することもできます。