安心対話室

「安心対話室」の1対1のチャット切り替えの説明は難しかったです

今日、ASKさんのビジネス研究会で弊社の「楽々談話室」と、NPO法人 心の卵さんが販売されている「安心対話室」などのアプリのデモンストレーションをしました。

あらかじめ一人でリハーサルのようなことをしていたので、「楽々談話室」の方は何とか説明できましたが、「安心対話室」の1対1の切り替えの説明はあまり上手く行きませんでした。

聞いている方も分かりにくかったと思います。

参加者の方々には、プロジェクターのiPadの画面を見ながら、これはiPadにインストールした「安心対話室」の画面、これはWEBブラウザの「安心対話室」の画面、そして今WEBブラウザに来たチャットはAndroidスマホの「安心対話室」からのもの、というように頭を切り替えてもらわなければなりません。

私一人で、今までになかったタイプの二つのアプリを説明するには、ちょっと準備不足だったと反省しています。

もし「安心対話室」をテレビのような編集で見せられるならば、画面左半分にAndroidスマホを操作している人や手元の映像を映し、画面右半分にiPhoneスマホの同様の映像を流す。

そして画面が切り替わって、カウンセラーがパソコンを操作しているところを映し、Androidの人とiPhoneの人に返信している映像を流す。

デモで「安心対話室」の管理者のチャット画面とスマホ画面の連動を見せるのは初めてです

7月11日のASKさんのビジネス研究会では、35分の時間を使って、私がNPO法人 心の卵さんが販売するアプリの説明をすることになりました。

具体的には「安心対話室」と、発売元が株式会社cocotamaさんの「サポート相談室」と「ここたまサポートひろば」の三つです。

今日はそのときに使うGoogleスライドを作っていました。

スマートフォンアプリとパソコンの管理画面の関係は、心の卵さんのアプリも弊社の「楽々談話室」も同じなので、「楽々談話室」で詳しくお話しておけば、あとは心の卵さんのアプリの特徴の話に集中できます。

その最大の特徴といえば、カウンセラーと複数の利用者が1対1で対話をするところ。

言葉で説明するのと実際の動きを見るのとでは、大きく印象が違うと思います。

今回はカウンセラーが使うパソコンの「安心対話室」チャット画面と、利用者が使うスマホの同アプリチャット画面を切り替えながら説明したいので、iPhoneアプリがインストールできるiPadを使って説明しようと思います。

複数の利用者ということで、もう一人分はAndroidを使いたいと思います。

機能は変わらないのにバージョンアップする、利用者には珍しいアプリかもしれません

今開発している「楽々談話室」は、「安心対話室」と「サポート相談室」のように管理者と利用者が1対1でチャットするカウンセリング用アプリとは異なり、サークルのような一般用途で利用するチャットアプリです。

しかし「安心対話室」や「サポート相談室」のように、管理者が利用者のユーザ登録をしたり、プッシュ通知を送ったりするのは同じです。

「楽々談話室」は管理者がカウンセリングをするわけではありませんので、パソコンのチャットアプリはありません。

その代わり、一つのサークル内にカラオケ愛好会や囲碁クラブがあったりするのに対応して、チャットラインのグループ分けをする機能などが追加されています。

そういう意味では、「安心対話室」や「サポート相談室」以上にパソコンの管理画面の機能を改良して行く可能性があるため、それに伴うスマホアプリのバージョンアップも、「楽々談話室」の方が多いかもしれません。

iOSアプリの「配信準備完了」後に「バージョン情報」は編集できないので注意が必要です

先月の末に「安心対話室」と「サポート相談室」の管理画面を少し改良している、という記事を書きました。

今までスマートフォンアプリはいくつか作ったのですが、今回のようにパソコンの管理画面込みのスマホアプリというのは初めての経験なので、自分たちさえ分かればいいという管理画面ではなく、商品としてのクオリティがないといけません。

管理画面はWEBアプリなので、名前やパスワードを変更したら、データベースと画面の整合性を保つため、自動的にログアウト、ログインするようにしたのを始め、いくつかの改良をしました。

記事を書いたのがゴールデンウィークの直前だったのですが、弊社や各アプリの発売元であるNPO法人 心の卵さんと株式会社cocotamaさんもお休みに入ったりしたため、Appleにバージョンアップの申請に出したのがつい先日になってしまいました。

「ここたまサポートひろば」を申請した四年前はリジェクトされたりして、「配信準備完了」になるまでずいぶん時間がかかったのですが、最近は早いです。

管理画面を含むスマホアプリというのは初めての経験なので改良して行きたいと思います

安心対話室」と「サポート相談室」の管理画面の動作を少し改良していました。

どちらのアプリもカウンセリングに特化したチャットアプリで、カウンセリングを受ける方はスマートフォンアプリを使いますが、カウンセラーはPCのアプリを使って対応します。

WEBブラウザのチャットアプリを使って利用者とチャットを行い、WEBブラウザの管理画面から利用者のスマホにプッシュ通知などを行うわけです。

「サポート相談室」の方は企業の保健室(相談室)での利用を想定しているため、利用率を上げるために匿名でチャットをするという特色があります。

そのため、「安心対話室」はカウンセラーが管理画面で直接ユーザー登録をするのに対して、「サポート相談室」は発売元の株式会社cocotamaさんがニックネームで利用者のユーザー登録を行います。

そのような違いはありますが、どちらのアプリもカウンセラーがPCの管理画面で、利用者のチャットに表示される名前(ニックネーム)やパスワードなどを変更することができます。

「管理者」の画面は三つあるので同時にデバッグするとき複数のWEBブラウザが必要です

私が日頃使っているパソコンはWindows 7です。

楽譜作成ソフト「Score Magazine」の動作チャックに必要なので、Windows 8と10は持っているのですが、以前より使っているソフトがWindows 7にしか対応していないものがいくつかあるので、まだ移行できないでいます。

先日、三つのチャットアプリ「安心対話室」、「サポート相談室」、「楽々談話室」は、共通のシステムを使っているので、場合によってはデバッグを同時に行うことができて便利だと書きましたが、始めた当初はちょっと困ったことがありました。

アプリはJavaScriptの新しい命令を多用していることもあり、管理画面を動作させるにはモダンブラウザが望ましいので、GoogleのChromeブラウザを推奨しています。

例えば「安心対話室」のデバッグをする際、お客さんの代表の方が使うPC用管理画面にアクセスし、同じくPC用チャットアプリにアクセスします。

それにNPO法人 心の卵の担当の方が使うPC用管理画面、つまりお客さんの管理画面を管理する画面=「管理画面の管理画面」にもアクセスします。

Chromeブラウザの三つのタブを開いた状態で、スマホアプリとチャットのテストをするんですね。

三つのアプリはサーバーからチャットデータを自動削除しています

先日「サポート相談室」の自動削除機能をチェックして正常に動作しているのを確認したので、これに関連する記事を書いてみようと思います。

「安心対話室」、「サポート相談室」、「楽々談話室」は個人情報保護に配慮して、チャットデータをサーバーから自動的に削除するようにしています。

もっとも、三アプリともユーザー登録には実名を使う必要はありませんし、メールアドレスも電話番号も必要ありません。

さらにユーザー登録は管理者が行うようになっており、利用者本人はユーザー登録も友達申請もできないので、チャットに参加できるのは管理者が登録した人だけです。

チャットに個人情報を書き込まない限り、第三者がアプリを覗き見しても利用者の個人情報を特定することはできません。

ですので、チャットデータをサーバーから削除する必要性もそこまでないように思いますが、念には念を入れて個人情報が残らないように配慮しているんですね。

ちなみに「楽々談話室」は数日で自動的に削除されますが、「安心対話室」はカウンセリングが目的ですので、少し前の利用者との会話も確認する必要があるだろうということで、削除されるのは週の単位にしています。

スマホアプリなのにほとんどPCでデバッグしているのでかなり快適です

昨日は「安心対話室」、「サポート相談室」、「楽々談話室」は基本システムが同じなので、三つもアプリを作っているのに、デバッグがかなり楽だというお話をしました。

ただ「楽々談話室」だけはカウンセリング用途ではないので、大きな違いがあります。

それは「安心対話室」と「サポート相談室」は1対1の切り替えに特化しているということです(以前から販売している「ここたまサポートひろば」にも同じ特徴があります)。

カウンセラー1に対して、複数の利用者が1ということですね。

例えば利用者AさんとBさんがほぼ同時に「こんにちは」とチャットしたら、まずカウンセラーのチャット画面にはAさんの「こんにちは」が表示されるので、カウンセラーは「こんにちは」と返信します。

その直後、カウンセラーのチャット画面は利用者Bさんとのチャット画面に自動的に切り替わります。

Aさんのチャット画面は切り替わらないので、カウンセラーは自分とだけチャットしているように見えます。

このような仕組みはチャットアプリとしてはかなり特殊だと思います。

ちなみに、カウンセラーのチャット画面はPC用チャットアプリとして提供しています。

「安心対話室」、「サポート相談室」、「楽々談話室」はデバッグを同時に行うことができて便利です

開発中にも関わらず使ってみたいという方がいらっしゃったので、「安心対話室」と「サポート相談室」を先に完成させて、「楽々談話室」の完成が遅れてしまいました。

三つもアプリを同時に作成するのは初めての経験でしたが、チャットというジャンルは同じですし、基本システムも同じですので、デバッグがとても楽です。

あるタイミングで挙動がおかしくなるときは、一つのアプリを修正すれば、原因は同じなので他の二アプリも同じ箇所を修正すれば済みます。

さすがに三アプリとも発売元が違いサーバーは別なので、一つなおせば自動的に他の二つがなおるということはありませんが。

ただ製品の構成は少し複雑で、Android用とiOS用のチャットアプリ以外に、お客さんの代表の方が使うPC用管理画面と、同じくPC用チャットアプリがあります。

さらに、NPO法人 心の卵の担当の方や株式会社cocotamaの担当の方、それに弊社担当者が使うPC用管理画面もあります。

これはお客さんのPC用管理画面を統括するためのもので、いわばお客さんの管理画面を管理する画面=「管理画面の管理画面」です。

三つのソフトの特徴や違いを理解していただくためのWEBサイト作りをしています

昨日は、「サポート相談室」の発売元である株式会社cocotamaさんのお問い合わせフォームから、NPO法人 心の卵さんの製品「安心対話室」についてのお問い合わせがあったようで、もしかしたらカウンセリング専用チャットが「ここたまサポートひろば」も含め三種類に増えたので、お客さんも混乱しているのかもしれないというお話をしました。

確かに、利用者(カウンセリングを受ける人)が同時にチャットをしても、利用者とカウンセラーがあたかも1対1でチャットをしているように、システムが瞬時にカウンセラーのチャット画面を切り替える特徴などは三アプリ共通です。

ただ最初に開発された「ここたまサポートひろば」は、社内カウンセリングルームの利用率が低いという問題を解決するために、従業員の匿名利用という仕組みを実現したのですが、個人の心理カウンセラーや民間のメンタルクリニックでは、お客さんとの紐付けが必要なため、匿名の仕組みを省いた「安心対話室」を開発しました。