易経、潜在意識、コンピューターとライプニッツが結び付きました

先日、ライプニッツが中国に興味を持っていて、易経の先天図の中に自ら編み出した二進法の計算術があるのを見出した、という話に驚いたことを書きました。

実はあのあとで、フランクリン・パーキンズ著「知の教科書 ライプニッツ」(講談社選書メチエ)という本を注文してしまいました。

私は易経にもコンピューターにも興味を持っているのですが、二つの間には特に共通性を感じていませんでした。

ですので、なぜ興味を持つのかについては別個に理由を考えていました。

しかし、ライプニッツはコンピューターの計算方法である二進法を作った人なので、その人の考えていることを知れば、何らかの共通性を見出せるのではないかと期待したんですね。

まだ読み始めて数十ページ。今読んでいる章は、神の存在証明の議論が続きます。

哲学書「弁神論」を中心とした解説で、かなり難しいので理解するには時間がかかりそうです。

今日書きたかったのはそれとは別のことで、「第四章 理性的精神」にある節「1 微小表象と意識のレベル」の「微小表象」。

のちの時代に無意識と呼ばれることになる概念らしいです。

これにも驚きました。

このブログで潜在意識のことも書いているのですが、私の興味のある三つのことが、ライプニッツというキーワードで結び付きました。

これを知ってさらに興味が増しましたが、いかんせん私には簡単には理解できない本です。

ゆっくり読みながら、私の興味のある三つのこととライプニッツとの結び付きを考えてみようと思います。