ライプニッツが計算方法を確立しただけにコンピューターの適応力に納得してしまいます

昨日は「知の教科書 ライプニッツ」という本の中に、ライプニッツがのちの時代に無意識と呼ばれることになる「微小表象」という概念を考察していた、という記述を見つけて驚いたことを書きました。

ライプニッツというキーワードに、私の興味のあることが複数含まれていることを発見して、さらに興味が増しました。

彼の思想について自分なりに整理するのはまだ時間が必要ですが、「万能の天才」と評価されるほど多くの分野に業績を残したことは分かりました。

そういう意味では、コンピューターの基礎となる二進法を確立した人だけに、多様な分野で活躍している現代のコンピューターのような人物だなと感じました。

以前よりこのブログで、自分がパソコンが好きな理由を、アイデア次第でいろいろなことが試せるところとか、好きな理由をくどくどと考えてしまうくらいよく分からないところなど、思い付くままに書いてきました。

コンピューターの計算方法の基礎を創った人からして、このような多彩な業績を残していることを知って、自分がパソコンが好きな理由をなかなか説明できないことも、妙に納得できてしまいます。

若い人を中心に、スマートフォンがあればパソコンは要らないという主張をよく聞きます。

私もパソコンでできることは、スマートフォンでもできるようになると思います。

しかし、私はパソコンのよく分からないところに魅力を感じるのであって、それはどういうことなのかをこのブログでも思いめぐらせてきました。

今ではソースコードさえ改変できるLinuxのような自由な環境こそ、その魅力の本質ではないかと感じているところです。