お金を使わずに豊かに暮らすのは、若いときこそ満喫できるのかもしれません

東京でも生活に必要なものは、地方とそう変わらず安く手に入ると思います。

ただ家賃がとても高いことと、そのぶん仕事がたくさんあることが、お金を使わない生活を考えることから遠ざけているような気がします。

そうであればお金を使わない生活というのは、家賃も安く、近くにディスカウントストアもあり、仕事もそれなりにあるような地方であれば実現しやすいのでしょう。

よく、田舎暮らしを勧める雑誌やテレビ番組がありますよね。

自給できるものは自給して、お金をあまり使わないで生活するような。

スローライフというのでしょうか。

それを見ている間は憧れるのですが、実際に生活するとなると、夜は真っ暗だし虫はたくさんいるしで大変だと思います。

さらに高齢になると病院のお世話になることになります。

若くても事故に遭えば同じです。

私が自転車ですっころんで救急車で運ばれたのが、クルマで2、3分の距離の福西会病院でした。

かなり重症だと分かって、大事を取って福大病院に転送されたのですが、それでもクルマでの数分の距離です。

そのときは、近くに大きな病院があってよかったと心から思いました。

ちょっと自分が入院したことや私の身近に高齢の方が多いことで、病院に意識が向き過ぎているようですね。

中年以降は便利な地方都市で暮らし、若いときは田舎暮らしを満喫する、というように柔軟に考えていいのかもしれません。