このブログで、中学に入ってから洋楽を聴き始めたことを書いてきましたが、その最初のアーティストの一人(一組)がサイモン&ガーファンクルでした。
アルバムも最初に全部揃えたアーティストで、中でもアルバムタイトルになっている曲「明日に架ける橋」は、アート・ガーファンクルの高い声をまねてLPと一緒に何度も歌っていました。
ソングブックを買って、フォークギターを必死で練習していた記憶があります。
今日たまたま夕食時にテレビをつけたら、「歌のゴールデンヒット -青春のアイドル50年間-」という番組をやっていました。
ちょうど1970年代の頃のアイドルを紹介していて、フィンガー5、天地真理、郷ひろみ、山口百恵などの大スターが懐かしいヒット曲を歌っていました。
当時、居間ではテレビでこのようなアイドルの曲を聴いて、自分の部屋ではFMやレコードで洋楽に熱中していたんですね。
もちろんアイドルの方たちの曲は、今聴いてもメロディや歌詞がすばらしいのですが、洋楽はLP一枚=アルバムを通してすばらしいというのが衝撃的だった気がします。
「明日に架ける橋」もそうですが、クイーンの「オペラ座の夜」、レッド・ツェッペリンの「プレゼンス」、ピンク・フロイドの「アニマルズ」・・・みたいな芸術性を感じるアルバムが毎年毎年発表されていたので、洋楽を追いかけることが中毒症状のようになっていたんだと思います。
そのきっかけになったのが、サイモン&ガーファンクルのポール・サイモンだったのです。