自分の腕一本で食べて行く職人さんはかっこいいと思います

私の実家は建ってから相当年数が経っているため、あちこちが痛んでいます。

年末には、ブロック塀のコーナーを盛っているコンクリートが崩れ落ちたので左官さんに修理してもらいましたし、今は軒や雨戸の戸袋の塗装が剥げているので補修してもらっています。

このようなときは、昔からお付き合いのある増改築屋さんにお願いしていて、そこから専門の職人さんがやってきます。

つい先日は、屋根と壁の間の山形に付けられた板、インターネットで調べると「破風板(はふいた)」というそうですが、その木が腐りかけているというので、金属板で覆ってもらいました。

増改築屋さんに軒の修理の下見に来てもらったとき、こちらの方が急を要するということで、先に補修してもらったのです。

数年前も雨漏りがするというので原因を調べてもらったとき、ずいぶん昔に台風で瓦がずれたことがあって、父が瓦が動かないようにと一部をセメントで固めていたのが原因でした。

雨が瓦をスムーズに流れて行かないでせき止められていたんですね。

瓦自体、相当古くなっていたので、結局すべて取り替えてもらいました。

破風板にしろ雨漏りの原因にしろ、素人には分かりませんよね。

瓦の取り替え以外は一人か二人の職人さんがやってきて、てきぱきと仕事を片付けて帰って行かれます。

このような方は自分の腕一本で食べて行かれているわけで、いつもかっこいいなと思ってしまいます。