四半世紀以上前のワープロが今でも使えていたことに驚きました

父が使っていたSHARPのワープロ「書院」の液晶がほとんど見えなくなった、ということで修理できるか調べてみました。

確か10年くらい前にも、同じ症状で液晶を取り替えてもらった記憶があります。

すでにメーカーでの修理は受け付けていませんでしたので、ワープロ修理専門店にお願いしました。

当時でさえ「書院」というワープロはずいぶん昔の製品というイメージだったので、修理ができることに驚いたものです。

今回複数のワープロ修理専門店に確認しましたが、やはり液晶が入手不可ということで修理はできないとのことでした。

中古ワープロ販売店には、この機種より少し新しい年代のものならば在庫があるとのこと。

父が操作に慣れることができるかということも考慮する必要があるので、どうするかしばらく検討したいところです。

SHARPのホームページ「書院シリーズ、アイプリメーラ 補修用性能部品の保有期限」によると、この機種の発売年月は1992年と書いてあります。

Windows 95どころかWindows 3.1の時代です。

Windows 3.1パソコンとそのプリンターが今でも使えているか想像してみると、ワープロソフトのフロッピーがエラーを起こさずに読み込めるか疑問ですし、専用インクなども売られていないように思います。

それを考えるとワープロ専用機というのは長く使えるものだな、と感心してしまいます。

私は最初からNEC PC-9801のワープロソフトを使っていましたが、私の同年代はワープロ専用機から入った人が多かったと思います。「ワープロ専用機の方が絶対に使いやすい」と譲らなかった同僚もいましたし。

プロの作家さんの中には、今でもワープロ専用機の愛用者が結構いらっしゃるようです。

「専用機」というくらいですから、専用機ならではの私の知らない魅力がいろいろあるのでしょう。