高齢になって対応できるように現役のうちに新しいものに触れられたらいいのですが

昨日書いたような父の状況を見て、ちょっと考えてしまいました。

父が退職する前後の頃に使っていたワープロがたまたまワープロ専用機で、その父が高齢者になったときにそれが壊れてしまったら、もう手に入らない家電なんですよね。

これからワープロを使い続けて行こうと思ったら、ワープロ専用機で違う機種の中古を探すか、新しくパソコンを覚えるかくらいしかありません。

どちらにしろ、この年でそうなってしまったら新しい機材への対応は難しいと思います。

自分の場合も今はパソコンが扱えていますが、高齢者になって同じような状況になったとき、私は対応できるのでしょうか。

ASK アクティブシニア交流会会員の方の平均年齢は70代とお聞きしているのですが、西村会長を始め役員の方はITにとても興味をお持ちで、勉強会なども定期的に開いていらっしゃいます。

ということは、まったく新しい入力/表現装置が誕生してパソコンに取って代わっても、私がまだ70代ならば対応できるのかもしれません。

一方で、父がASK会員の方と同じ70代のときパソコンに興味を持って覚えようとしていたかというと、その気はなかったから今に至るわけです。

そういえば父より6、7歳若い私の叔父さんが、定年間近のときに会社にパソコンが入ってきたらしいのですが、ギリギリ使わずに済んでホッとしたと話していました。

確かに父が現役の頃は、事務処理にパソコンはまったく使っていなかったと思います。

ASK会員の方たちは私の叔父さんよりさらに若いので、現役のときからパソコンに触れられていたのでしょう。

それを考えると、将来パソコンに代わる入力/表現装置が普及しているとすれば、ここ数年以内に誕生してもらわなければ、私はそれに触れずに高齢者になるので将来対応できないことになりますね。