二十数年使う団地の組長さんの順番表を作りながら考え込んでしまいました

私の住んでいる住宅地にも自治会があります。

先日年に一度組長さんが変わる時期に開催される組長会議があったので、集会所に各世帯の人たちを呼んでその報告会がありました。

団地は十数世帯が一つの組に分かれていて、かなり多くの組があるので、日をずらして二組ずつ集会所に集まっているようです。

このような集まりには、数年前から私が親の代わりに行くようにしています。

私が子供の頃、みんな若いお父さん、お母さんだったご近所さんたちですが、私がおじさんになった分みなさん同じように年を取られています。

報告内容も、所属している校区の中でこの団地は高齢者率が高いだの、抜け道になっている団地内の道路をクルマがスピードを出せないように工事をするだの、昔引いたテレビの共同アンテナの老朽化をどうするかだの、建ってから4、50年が経過した団地によくあることばかりです。

団地自体かなり年数が経っていますから、引っ越された方などのお宅が空き家になっていたり、アパートに立て替えられていたりと、引っ越してきたときと比べて相当様変わりしてしまいました。

組長さんは毎年持ち回りで交代して行くのですが、今年から少し順番が変わることになり、今まで各家庭に置いていた組長さんの順番表を、たまたま私がパソコンで作りなおすことになりました。

十数世帯が二巡する表ですので、二十数年後の組長さんの順番まで書きます。

最後は204○年度。私が80代です。

団地ができた頃、最初にこの予定表を作った人がいたとすれば手書きだったと思いますし、二十数年前に作った人がいたとすれば富士通「OASYS」やシャープ「書院」のようなワープロだったんじゃないかと思います。

それでは二十数年後は?

どのようなもので作るのかは分かりませんが、紙に印刷したものを各家庭に配るのは今回が最後なんだろうな、と思っています。