頑張りすぎても怠けすぎても免疫力が低下するならその中間を意識する必要があります

昨日は風邪がなかなか治らないことや、インターネットで調べていたら、年を取ると免疫力が低下して風邪が治りにくくなる、と説明されているサイトを見つけたことを書きました。

確かに年を取るにつれて、体力も嗜好も変化しているのですが、考えていることもずいぶん変化しているように感じます。

経験上自分にできることも分かってしまうので、無理や無駄な行動を避けるようになりました。

とここまで書いてきて、もしかすると無理や無駄な行動を避けるようになったから、その結果体力や嗜好も変化した、ということもあるのではないかと思い付きました。

もう頑張らなくていいと体が知ってしまったので、頑張って免疫力を維持する必要がなくなって、それが低下しているんじゃないか。

だから風邪も治りにくいのでは・・・。

飛躍しすぎのような気もしますが、気が張り詰めている間は風邪もひかないなんてよく聞きます。

30代後半に下請けのソフトハウスでディレクターをしていたときは、納期に追われて3日徹夜とか4日徹夜とかを経験しました。

プログラマーは交替で仮眠を取るんですが、私はそれこそ気が張り詰めていて眠れないんですね。

この数年前は精神的な病で臥せっていたのに、よくこんな時期を何か月も乗り切れたなと不思議に思います。

だからこそ昨日書いたように40代にその反動が来ました。やっぱりそんな生活を長く続けられるはずはありません。

書いていて思ったのですが、人間が狩猟生活をしていた遥か昔は食料を得ることに命懸けで、風邪なんかひいてもすぐに治るような精神力が必要だったんじゃないかと思います。生死にかかわるわけですから。

一方で、そのようなハードな日常ですから平均寿命も今よりずっと短いです。

それを考えると、これまで何度か書いてきたような人生100年時代になってしまったら、ハードな日常とその逆の楽ばかりして過ごす日常の、ちょうど中間を意識しなきゃいけないんじゃないかなと思います。