業種によって作業期間もお客さんの捉え方もずいぶん違うなと思います

昨日は水道工事の業者さんを見て、自分の仕事と比べてしまったことを書きました。

今回の工事は、発注する側からすれば困っていて本当にやってもらいたい仕事であり、受注する側からすれば一時間もかからずに一つの仕事が完了します。

私の場合、例えばホームページ制作の仕事は今は依頼されたときしかやっていませんが、以前私一人で積極的に請け負っていた時期がありました。

同業者さんは多いですし、大手の制作会社さんのように、CMSやWEBフレームワークを細かくカスタマイズして大企業に納品するような技術や実績はありませんので、そのときは中小企業さんを対象に価格を抑えて請け負っていました。

あるとき、ある会社から依頼を受けたのですが、資料を待ってもなかなか来ないので連絡してみると、ホームページの効果が分からないので発注は考えなおしたいといわれたことがありました。

またあるとき、ある学校から依頼が来たのですが、制作費数万円にも関わらずかなり多くのご要望があり、かつ納品の前に審査があるというのでお断りしたことがありました。

今考えてみると、お客さんがそれほど困っていなかったり、制作費分の作業を超えたのに作り続けなければならない可能性があったりと、水道工事と比べるとずいぶん違うと感じます。

書いていて思い出したのですが、昔実家の水洗トイレがペーパーの使いすぎで詰まったことがありました。

夜だったのに、業者さんを探して電話をしたらその日に来てくれました。

作業自体はすぐに完了して、それなりの費用だったのですが、こちらとしては大助かりで、ちっとも高いとは感じません。

もちろん、私がホームページ制作を請け負っていたときも、喜んでいただいたことはたくさんありますし、高いクオリティでスピーディーに納品し、高い利益を上げているホームページ制作業者さんもたくさんいらっしゃると思います。

とはいえ、業種によってこんなに違うのか、と考えてしまったできごとでした。