先日知人が、Googleスプレッドシートのフォントサイズを変えたりして、見やすく印刷しようとしていたのですが、慣れていなくて苦戦していました。
その人はExcelを使えるので、Excelファイルとしてダウンロードできますよ、と目の前で手順を説明すると、それは便利だと喜んでいたのですが、後日一人で作業をするときには、ダウンロードのことは忘れてGoogleスプレッドシートを直接編集し、やはり苦戦したようです。
本当に必要なとき以外はパソコンを使わない人で、業務でパソコンを使っていなかった年代の方ということもあり、なかなか覚えられないのだと思います。
そういう私も、ゲーム開発会社に所属していた頃は、ゲームのことを覚えようとしてもなかなか覚えられませんでした。
その会社で楽譜作成ソフト担当だった時期は問題なかったのですが、20代後半は楽譜作成ソフトの担当を外れたので苦労しました。
覚えられないのは年齢のせいもあるかもしれませんが、やはり興味があるかないかが一番大きいと思います。
以前アート系の仕事をしている知人に、ホームページに掲載する写真の加工やバナーのグラフィックはどうやって作るのか聞かれたので、私のできる範囲でIllustratorやPhotoshopの基礎的な使い方を教えたことがあります。
そのときはIllustratorやPhotoshopの解説書を買ってみようといっていたのですが、それ以降もほとんど使うことはないようです。
その人はパソコンを使ってブログの投稿はできるのですが、これらのソフトは操作がとても複雑ですし、ある程度デジタルデータの知識も必要です。
日頃業務でやっている作業とあまりに違うので、始めるには敷居が高すぎたのだと思います。
頭ではやりたいと思っていても、心のモチベーションが上がらなければ、仕事としてこなせるレベルまで行くのは難しいようですね。