情熱を持って取り組めることと年を取ってもできる仕事が両立すればいいのですが

先日より、バイクのツーリングクラブにいたときのコアメンバーやクラシック音楽愛好家の知人の話から、彼らのバイクや音楽に対する愛情には敵わないこと、私はこれからの人生どんなことに時間を使って行くのか考えてしまったこと、などを書いています。

年を取ってもできるだけ長く働かなくてはと思っているのですが、それを考えると、好きで長く続けたいことと仕事に繋がることが一致しているのが望ましいとは思います。

以前、野村克也元監督がある本の中で、野球には飽きない、毎日新しい発見がある、というようなことをおっしゃっていたと書きました。

野村さんは80代ですが、彼の野球解説を聞きたい人はたくさんいるでしょうから、まだまだ仕事はあります。

最高の人生ですよね。

サッカーでは、元プロサッカー選手のセルジオ越後さんも同じようなポジションですよね。いつもサッカーに対する情熱を感じます。

うらやましい限りです。

しかしこのような方々は現役の頃から一流で、解説者としても定評があるわけで、そう簡単になれるものではありません。

市民オーケストラに所属している知人がいて、コンサートを見に行ったりすると、うらやましいなと思うこともあります。

私がこれから何年か必死で楽器を練習すれば、団員不足のオーケストラであれば隅っこの席で演奏に参加させてもらえるかもしれませんが、仕事として賃金をもらえるわけではありません。

いくら好きで長く続けても、仕事になるものとならないものがあります。

さらに仕事になるようなことであっても、60代後半ともなれば、気力体力も衰えてくるでしょうから、できることは限られてきます。

つまり昨日は、60代後半でも仕事になるようなことに、これからの人生の多くの時間を使って行かなければならないな、と考えたんですね。