シニアの方々の方が政府の政策を先取りされているのかもしれません

自民党に小泉進次郎氏が事務局長を務める「人生100年時代戦略本部」というのがあるんですね。

そこで発表された政策が新聞で報道されていたと聞いて、初めてその存在を知りました。

自民党のWEBサイトに「「2024年問題」:人生100年時代を生きる将来世代の未来を見据えて - 「選択する社会保障」 -(提言)」というPDFファイルがありました。

そこには、「高齢者」といった年齢を前提とした定義・名称の在り方を見直していくことが求められている・・・、定年のない「エイジフリー社会」を構築することが喫緊の課題・・・、というようなことが書かれています。

それって、社会の仕組みを政府主導で変えて行くってことですよね。

厚生労働省が人口動態統計の年間推計を発表していますが、出生数が死亡数を下回る「自然減」が2016年で33万人、2017年で40万人、ということですから、こんなに急激に減って行けば、社会の仕組みを強制的に変えなければ国民生活が成り立たなくなるということなのでしょう。

このようなことを書いたのは、先日ASK アクティブシニア交流会さんが、配布用の三つ折りパンフレットを作成されたので、それをホームページに掲載したことを思い出したからです。
http://sub.ask-fk.com/2018/05/ask.html

そこにはASKさんのコンセプトが記載されていて、その一つに「気の合う仲間と目標に挑戦しながら生涯現役。臨終定年100歳に向かってリフレッシュ!!」とあります。

このコンセプトはずいぶん前から変わっていないと思うのですが、これなんて先ほどの自民党の政策を先取りしていますよね。

先日このブログで、ITmedia エグゼクティブのWEBサイトに連載されていた郡山史郎さんという方の「キャリアプラン 90歳までの現役計画」というコラムのことを書きました。

連載されていた年を確認してみると2012年から2013年にかけてでした。

シニアの方々の方が、今の世情に沿った生き方をされているのかもしれません。