熱中できるスポーツリーグがあることは高齢者の健康に貢献するように思います

昨日はワールドカップの話から、一生を通して熱中できるものを持っている人は、とてもうらやましいということを書きました。

しかし何事も度が過ぎると、どこかに負担がきます。

私の知人で、サッカーが好き過ぎて、ワールドカップの期間夜中じゅうテレビを見ていたために、しゃれにならないくらい体調をくずした人がいます。

サッカーにしろ野球にしろ、一試合を最後まで見るとなると、相当長い時間がかかります。

プロ野球になると、シーズン中はそれがほぼ毎日続きますよね。

大事な仕事などを抱えている人に取っては、いろいろ支障をきたすんじゃないでしょうか。

一方で人生100年時代というワードが流行っているせいか、仕事人間だった人が定年後やることがなくて困っている、という話をよく聞きます。

そういう人がサッカーや野球の大ファンだったりすると、やることがないどころか、充実した毎日を送れるのではないでしょうか。

以前ブログに書きましたが、野村克也元監督がそうですよね。

ある本の中で、今70歳代だが野球には飽きない、毎日新しい発見がある、というようなことをおっしゃっていました。

以前西日本新聞の読者投稿欄で、福岡ソフトバンクホークスの大ファンで応援のため球場に足を運ばれているという、80代後半の女性の投稿を見たこともあります。

このようなことから考えると、これからの超高齢化社会に、熱中できるスポーツリーグをたくさん作ることが、高齢者の健康に貢献することになるんじゃないかと思っています。