酷暑のお話は昨日で終わりにしようと思っていたのですが、今日も印象的な風景を見かけて、昔のことを思い出してしまいました。
今日は昨日とは別の方角のスーパーに夕食の買い出しに出かけて、途中にある広場で、今度はユニフォームを着た少年野球チームの練習を見かけたのです。
たぶん小学生だと思います。
私も小学生の頃はソフトボールチームに入っていて、真夏でも練習をしていましたが、こんなに暑い日に練習した記憶はありません。
昔のことを思い出したというのは、実はそれまでとは別の暑さになった夏のことを覚えているのです。
ちょうど30年ほど前ゲーム開発会社に勤めていたとき、夏のある日に同僚と昼食をとりに行ったのですが、一歩外に出た瞬間「モワッ」っとした熱気に、「何だ?この暑さは」とお互い口にしました。
オフィスは千駄ヶ谷にあり、マンションが密集していたので、クーラーの室外機の熱気だろうことは分かっていたのですが、最近特に暑くなったと話題にはしていたのです。
この頃から、しきりにヒートアイランド現象という言葉を耳にするようになりました。
たまたま、今インターネットで見つけた「関東9月平均気温変遷」という気象庁公表値を見てみると、東京は1987年を境に急激に上がっています。
私が特別な暑さを感じた頃と、この公表値は一致しているように思います。
バブルの時期なので、環境も相当に変化していたのではないでしょうか。
あの頃から、異常気象という言葉が普段からよく聞く言葉になった気がしています。