ITの進歩について行く・・・ついて行く必要はないようにも思います

ITの進歩について行けなくなりそうで、焦っている人はどんな人なんでしょうか。

多分、若い人たちは、スマートフォンのようなものを使いこなしているか否かにかかわらず、あまり感じてはいなさそうです。

逆に、私の両親のような70代、80代くらいの年齢になると、ITそのものに興味を示さない方も多そうです。

そう考えると、焦っているのは、仕事などでいつも接している知人が、自分よりもITに慣れ親しんでいそうだ、と感じている人なのではないかと思います。

確かに、身の回りにスマホのようなデジタル家電が浸透するに従って、今まで普通にあったものが、いつの間にかなくなっていることに気付きます。

街から電話ボックスがほとんど消えましたし、世界的に新聞の電子版購読者数が増えているという話を聞きます。カメラなんて、スマホで済ませている人も多いですよね。

つまり、自分は周りの人たちに比べてITに疎いので、今まで使っていたものがIT化されて、自分は使えなくなる、取り残されてしまう、という恐怖感のようなものがあるのかもしれません。

私も年齢的には一番焦らなければならない世代のような気がしますが、流行りもののアプリとかAI家電とかを知らないにもかかわらず、焦りのようなものはありません。

前回書いたように、手探りで覚えるしかないパソコンの時代を経験しましたし、パソコンが普及してからは、びっくりするほど親切な解説書が溢れかえったことも知っていますので、知らなくても必要になれば覚えればいいか、くらいに考えています。

世の中は市場経済なので、取り残されそうな人たちを取り残さないようにする製品が、いろいろ出てくると思いますよ。