昨日は今どきの開発環境の情報を収集していて、いろいろと感慨にふけっていたことを書きました。
SNSにしろ開発環境にしろ、一世を風靡したものが10年も経てば他のものに地位を明け渡していることが多いように思います。
40代までは興味があれば分厚い解説書を買ってきて、何とか理解しようとしてきました。
FlashのActionScript 3.0とかMovable Typeとか、何とか使えるようになってそれで仕事もしたのですが、今ではまったく使っていません。
50代になると目の前の仕事に精一杯で、興味がある技術が生まれても、時間をかけて習得しようという気力がありません。
こんなことを考えているのは、これまで何度も書いてきたように、人生100年時代になって70代も仕事をしなければならないとして、今までの延長線上でIT関連のことができるのだろうか、と疑問に思ったからなのです。
50代でこうであれば70代では絶対に無理です。
もちろんIT関連ではない仕事も考えているのですが、一朝一夕に仕事を受注できるレベルになれるわけはありません。
自分としては今までアプリの企画をして仕様を作り、成果物をあげるまでをやってきましたし、得意でもあると思います。
しかし、その前提として日頃から技術を追いかけていなければなりませんし、それが年を重ねるに従って難しくなっているという話なのです。
プロスポーツ選手なんて年齢制限がある職業の典型的な例ですが、その延長線上にある職業としては、解説者であったり、コーチや監督であったりしますよね。
そのようなソフトランディングができないものかと考えているのです。