自分の資質だけで相手の行動を評価していたことに気が付きました

昨日は、昔やったストレングスファインダーが、今頃になって当たっていると感じたできごとについて書きました。

ストレングスファインダーをやったことがある人なら分かりますが、34の項目の中から、自分が持っている特徴的な資質の上位五つを導き出します。

私の場合、最初の資質が「戦略性」でした。

本で指摘されているように「もし・・・なら?」といつも考えていると思います。

もちろん他の人に聞いて回ったわけではありませんので、自分だけがそう考えているのではなく、みんなも同じように考えているかもしれないじゃないか、とも思いました。

しかし他の資質に目を向けてみると、「社交性」は知らない人に自分を好きになってもらうことに挑戦したいとか、「親密性」は親しい友人のそばにいること親密であることに心地よさを感じるとか、「ポジティブ」は人をよく褒め微笑みかけ楽天的になりたいと思う、というようなことが書かれています。

そのようなことを重視する人が、不測の事態に備えて「もし・・・なら?」と常に対応策を考えているとは思えません。

やはり私はそのようなことをいつも考えていて、私のお願いが伝わらなかった人たちは、私とは違う資質だったということなのでしょう。

ストレングスファインダーは、この資質があれば優秀だなどといっているわけではなく、自分の資質を正しく理解した上で、それを活かせる仕事をしようということなんだと思います。

考えてみれば、それぞれの資質に優劣はないと思いますので、私の資質によって判断したことがうまく行かなかったからといって、それは私の考えた世界の中だけの話です。

私がお願いした人たちが各自の資質で判断するのは、私とは違う世界に対してであって、その世界の中では正しいということもあり得ると思います。

今回改めて気付いたのは、これまで私は自分の資質だけで相手の行動を評価してきたということ。ちょっと独りよがりが過ぎますよね。

こんな歳になってやっと気が付きました。