心の張りというのも体力の維持には大切かもしれないと思っています

親のかかりつけの病院について行ったら、先生から90代の方も一人で通院されていますと聞いて、すごいなと感心してしまいました。

確かに、ASK アクティブシニア交流会の会員さんは平均年齢が70代とのことですが、役員の方々は毎月の交流会や研究会、その他のイベントに毎回参加されています。

先生は、今の80代はまだ若いですよと元気づける意味でおっしゃってくださっていると思うのですが、ASKさんの活動を拝見していると、そうかもしれないなと思ってしまいます。

ただ、自分も含め周りの人を見ていると、高齢になればなるほど素の自分が出てくるように感じています。

美食を求める人、話し好きの人、人助けが好きな人、みんなと一緒に楽しみたい人やその逆の人・・・。

若い頃は自分が何者かよく分からないので有名人などの影響をすごく受けますし、壮年になってくるといろいろな失敗も経験して何が自分らしいのか何となく分かってきます。

昨日お話したように、年を取れば体力が落ちることを見越して健康維持のためにジョギングや筋トレをする人は、もともとそういう気質の人なんじゃないかと思います。

ASKの方々を拝見していても、ハードにジョギングをされている方もいらっしゃいますが、少し長めの散歩やゴルフ、カラオケで楽しむなど、いろいろです。

それでもみなさん健康を維持されているように感じます。

ASKさんの活動がとても忙しそうなので、それ自体が健康を維持するのに役立っているんじゃないでしょうか。

体を鍛えるということも体力の維持には大事だと思いますが、忙しくしていていたり楽しいことをしていたりという「心の張り」というのも、思いのほか体力の維持には大事なんじゃないかと思ったりしています。