自分の仕事道具に対してもそんなに物欲がないことに気づきました

知人がガスコンロやキッチン備え付けの換気扇、炊飯器などの調理器具一式を入れ替えるそうです。

購入してから10年から20年経っているようで、いろいろなところにガタがきているからだとか。

工事も必要になるのですから結構な出費だと思います。

シニアの方なので時間もあり、料理が趣味の方なので、気分的にも新しいものにしたいのでしょう。

私など、料理は買ってきたものをレンジでチンするくらいしかしないので、どんなに古くても動いてさえいれば気にしません。

それどころか、調理器具以外でも壊れてからじゃないと買い替えたりしないような気がします。

昔会社に勤めていた頃、来季の予算で必要なものを申請する際に、同僚がフロッピーディスクドライブやディスプレイなどを書いていたので、「あるのに何故?」と訪ねたことがあります。

「今あるのは古いから」とか「違うタイプを使ってみたいから」という理由でした。

そのときは人それぞれ、モノに対して感じ方が違うなと思ったものです。

今考えてみると、食に対してこだわりはないので調理器具にもこだわらないのは当然ですが、ずっとパソコンの仕事をしているのに、そんなにこだわりがないのは不思議な気がします。

同僚の感覚の方が真っ当なのかもしれません。

現役の頃ITの仕事をされていたシニアの方が、このあいだ4Kディスプレイのノートパソコンを購入されていて、20万円台だったというのを聞いてビックリしました。

別のシニアの方で、金属製のペンが付属しているMicrosoftのSurfaceというパソコンだと思うのですが、調整を依頼されたことがあります。これも相当高価なもののようでした。

しかし欲しいとは思わないんですよね・・・。

調理器具のことをきっかけに、自分のちょっと変な部分に気づかされた日でした。