ダイナミックな変化が起きる業界にもメリットがあるように思います

私はアプリ開発を請け負ったり、自社で開発したアプリを販売したりしています。

少ない人数でやっていますので、プログラマーがやる作業以外はほとんど自分でやっています。

営業や講師などをやるときは、ITの世界の外にいる人とお付き合いしますし、アプリの仕様を考えたりCMSなどのスクリプトを書いているときは、ITの世界の中にいる人寄りになります。

なので今回のJava有料化の話は、これから影響が出て来るなと感じるのですが、ITの世界の外にいるお客さんにとってはほとんど関係のない話だと思います。

ずいぶん昔ですが、ブログはMovable TypeというCMSで書く人が多かったことや、Webサイト上の動画はFlashというランタイムで動いていたことなども、ITの世界の外の人にとっては知らないことかもしれません。しかし私にはずいぶん影響がありました。

私にはIT業界に関係のない知人も多いのですが、彼らはこのようなことを全く知りません。

もちろんこのような話は他の業界でも同じだと思います。

景気や技術革新などで、業界再編の波が幾度となく押し寄せている厳しい業界も多いと思います。

外の世界にいる人は、中の世界の人の大変さを実感することは難しい。

昨日書いたように、私はお坊さんの厳しい修行の世界を知らないので、「我々仏教者はいいことばかりやっていればいいから楽だ」というような発言を真に受けてしまうわけです。

しかし一方で、ダイナミックに変化する世界に身を置いているメリットもあるのではないかと思っています。

このことをもう少し書いてみたいと思います。