変化の激しい業界にいたら「変化するものが生き残る」と思わないとやって行けません

先日より、外の世界から見ると楽なようで、中の世界ではとても大変なことはよくあるというお話をしています。

モバイルアプリ開発をされている方はご存知だと思いますが、Parseというとても評判のよかった開発環境がサービスを終了してしまったことがありました。

私もプログラマーさんと、あのFacebookがやっているから安心なので、次は使ってみようかと話をしていたところでした。

その頃は別の開発環境でアプリを作り始めていたので使わずに済んだのですが、そのアプリの開発環境もバージョンが進んで未対応になるAPIが出てきたりして、今対応に苦慮しています。

私はこれまで「IT業界で仕事をしている人は技術があるからいいね」というようなことを何度かいわれたことがあります。

しかし使われなくなりつつある技術があったとして、自分の仕事がその技術に依存していたり、自社システムがその技術で構築されていたりしたら、外の世界の人に「いいね」といわれても素直に喜べないと思います。

このようなことはIT業界に限らずどんな業界にもあてはまると思います。

もちろん中にはそれほど技術革新のようなものがなく、新規参入もなくて需要が安定しているような「知られざる業界」があるかもしれません。

その逆に、私の想像を遥かに超えるような変化の激しい業界もあるはずです。

そのような業界で生き残って行くのは大変だと思います。

そんなことを考えていたら、ダーウィンがいったといわれている「変化するものが生き残る」という言葉を思い出しました。

少子高齢化など様々な問題で、私たちの生活はこれから大きな変化を強いられそうですが、それと同じことは自分が働いている業界でも起きるんじゃないかと思ったわけです。

変化の激しい業界でその変化に対応して生きて行く。これが最強なんじゃないか・・・。

そうでも思わないとやっていられないですよね。