レスポンシブWebデザインが普及する前のことを思い出しました

以前ホームページを作成した会社の方から、新しいページの制作依頼のメールが来ました。

このWebサイトと同じようなことがしたいとURLが書いてあったので、そのWebページを見てみたら、カテゴリ名がズラッと横に並んでいます。レスポンシブWebデザインではありません。

依頼された会社のホームページはレスポンシブWebデザインで作っているので、横一列にカテゴリ名を並べてもスマホで見たら数段に折り返されてしまいます。

今度の打ち合わせのときにそのことをお伝えして、カテゴリ名はサイドに縦に並べてはどうですか?とご提案してみましょう。

例として提示されているWebページは、とても美しい画像が多用されているアーティスティックなもので、タイトルバックは右端から左端にかけてグラデーションが入っていたりします。

そうですよね。こんなにきれいなWebサイトですから、参考にしたくなる気持ちは分かります。

昔はスマートフォンやタブレットのことを考えなくてよかったので、デザイナーさんが自由にデザインしていました。

今はWordPressにしてもDrupalにしても最初からレスポンシブWebデザインになっているので普段は気にしませんが、昔はタイトルバックにきれいな一枚写真を使ったり、トップメニューのボタンをグラデーションにして凝ったデザインにしたりしていました。

思い返してみると、Joomla! 3.0がいち早くレスポンシブWebデザインに対応したというので自社サイトに使いました。

調べてみるとJoomla! 3.0がリリースされたのは2012年のことなので、そんなに古くはないんですね。

レスポンシブWebデザインが普及しだしたときに、クライアントさんに「対応しますか?」と聞いたら「スマホでホームページ見る人は少ないから対応しなくていいよ」といわれたのが懐かしいです。