昨日はレスポンシブWebデザインが普及する前の時代を思い出したことを書きました。
以前ホームページを作った会社の方から追加ページの制作依頼が来て、参考ページとして指定されていたWebサイトを見るとレスポンシブWebデザインではなかったことから、昔の記憶がよみがえってきたんですね。
実は弊社の楽譜作成ソフトScore Magazineのホームページ(http://mappli.net/scoremag/)はレスポンシブWebデザインではありません。
現在はCMSで作っていますが、2001年にバージョン0.9のリリースをお知らせするページが残っていて、このときはホームページ・ビルダーで作りました。
しばらくするとXOOPSというCMSの名前を聞くようになって、本を買っていくつかホームページを作りました。
そのうちTableタグではなくCSSでデザインしようという風潮になって、手打ちで作るようになりましたし、動画だけでなくボタンもFlashで作ったりするようになりました。
そうこうしているうちに、Movable TypeやWordPressなどの使い勝手がよくなってきてCMSばかり使うようになりましたし、それにともなってカスタマイズにPHPを使うようにもなりました。
今はあまりホームページを作る機会はないのですが、簡単なものを作ったりするときはGoogleフォームや、それと連動したスプレッドシートなどを利用する方が便利だと思ったりします。
そう考えると、これからのホームページはアプリの部品を組み合わせて作るようになる気もします。
これを書きながら、自分はホームページがどうやって作られるのかを知るのが好きなんだなと思います。
Kotlinをやってみようと思い立ったのも、JavaScriptのコードに変換できたりWebAssemblyのバイナリを作ったりできるという理由からです。
今後もインターネット上で企業の情報を発信するWebサイトは作り続けられると思うので、それがどのような形になって行くのか見ていたいと思っています。