IT関連でも昔なかったタイプの仕事が増えているように感じています

打ち合わせをした会社の方が、「打ち合わせ内容とは関係のないけれども、この間取った見積もりをちょっと見てもらえないか」とおっしゃるので拝見しました。

企業ホームページとは違う目的のWebサイトを作りたくて二社に依頼したところ、どちらからも100万円近い見積もりが来てビックリしたとのこと。

詳細を見るとCMSをカスタマイズしたり、かなりの量のページのライティングをしたり、集客の仕組みを作成しそれをレクチャーしたりと、制作から運営の補助まで一通り網羅した内容です。

クライアントさんには、「制作する内容や期間からいって、この見積もりはおかしくないと思います」とお伝えしました。

ただ問題はクライアントさんはITに詳しくない個人事業主なので、だいたいの相場が分からなかったことにあると思います。

見積もりを依頼された会社の担当の方がクライアントさんとじっくり話し合っていれば、もう少し見積もりの内容は違っていたと思いますが、このような方法でうまく回っている制作会社さんでしょうから、今回のように受注が成立しなくても問題ないのでしょう。

弊社も個人事業主のようなものですからこの制作会社さんのような方法は取れないのですが、私のお付き合いしているクライアントさんはこのような個人事業主さんも多く、予算が厳しいことは理解できます。

最近ASK アクティブシニア交流会さんの活動を拝見していると、IT企業からIT関連の製品やサービスについて、シニアの視点でアドバイスして欲しいという依頼があるようです。

私もたまにやらせていただいているIT関連の勉強会の講師もそうですが、昔にはなかったタイプの仕事が増えているように感じていますので、アンテナを張って行かないとなと思っているところです。