毎年師走だから忙しいという挨拶は不思議だなと思っていました

12月になると「師走だからお忙しいでしょうが」という言葉をよく聞きますし、先日仕事の打ち合わせ日時を相談されたときにも実際にいわれました。

私は師走なので忙しいと思ったことはあまりありません。

師走に限らずいつも何かをやっていて、のんびりとした時間を楽しむということができません。

子供の頃から気を抜くとやることを詰め込んでしまう癖がありました。

それは自分の性格でもあるでしょうし、親からよく「急ぎなさい」とせかされていたせいもあると思います。

中学生のときに体育会系の部活に入っていたことがあって、特に一年生は休むということが許されない雰囲気がありました。

社会人になったときはバブルだったので、頑張れば頑張るほど残業代がついていたように記憶していますし、いい製品を出せば売れる時代でしたので、頑張っていい製品にしようとしていたと思います。

「24時間戦えますか」という栄養ドリンクの歌が流行っていたのも、この頃じゃなかったでしょうか。

30代で体を壊してから、いつも何かを詰め込んで忙しくする癖をなおすように心がけてきたつもりです。

今思い出したのですが、昨日ASK アクティブシニア交流会さんから原稿をいただいて、ASKさんのホームページに流し込んだイベント告知文も「年末のご多忙の折・・・」というような書き出しでした。

やっぱりこの時期、「師走だから云々」といわれるのが不思議だからこの文章を書き始めたんだと思います。