自分が好きでかつ得意なことは自分でも拍子抜けするようなことかもしれません

昨日は70代になったときに考えている仕事の候補のお話をしました。

高齢になってもできる作業だけれど、すでにある職業なので、自分の今やっているITの仕事と絡めて差別化を図る必要がありそうだと思っています。

しかしそうはいってもどう絡めていいかよく分かりませんし、そもそも自分でどのようなところが得意なのかも分かりません。

好きであることと得意なこととは違うんですよね。

昨日書いたようにプログラミングという行為は好きな部類に入るのですが、とても得意とはいえません。

このような悩みは、新卒で就職される学生さんや転職される方もお持ちだと思います。

以前、一流のIT技術者は一握りしかいないが、そうではなくても活躍している人達がいるという内容のブログを読んだことがあります。

その方がまさに自分の好きでかつ得意な分野を見つけよう、というお話をされていました。

その方自身はシステムの業務仕様を覚えたり理解することが好きで得意なことらしい。

その他にも好きで得意なこととして、フォーマットなどのドキュメント作成や業務フローなどのルール制定、プロジェクトに携わっている人たちの調整役など、いろいろな分野の例を上げていらっしゃいました。

このような具体例はとても参考になってありがたかったのですが、好きでかつ得意でなければなりません。

私は独立してからもディレクションを任されていたので、どちらかといえば得意な方だと思うのですが、じゃあディレクションが三度の飯より好きかといわれればそんなことはありません。

なかなか難しいものだなと思っていたのですが、ふと今日、新しいITの技術を理解してそれを使ったアイデアを考えることが好きで得意なんじゃないかと思い付きました。

「新しいITの技術を理解する」ことはこの業界にいれば当たり前のことでしょうが、私が高齢になったときに考えている職業はIT業界ではありませんので、その業界では得意な人の部類に入るのではないかと思います。

「アイデアを考える」ことについては、私の場合は「考える」よりも「妄想」です。

アイデアのクオリティに関しては自信はありませんが、妄想している時間の長さに関してはかなり自信があります。

自分のアイデアが採用されて商品になったものはいくつかあるので、妄想の時間も無駄ではないように思います。

やっと思い付いたことにしては「そんなことか」といわれそうですし、自分でも拍子抜けするくらい大したことないようなことです。

しかし私が高齢になってやりたい職業の分野では、結構差別化できそうな気がしているのです。