BUSINESS INSIDER JAPANというWebサイトに、1950年から2018年までの各年に「最もクールな車」という記事が掲載されていました。
どのような基準で選ばれているかは分からなかったのですが、とても懐かしいクルマばかりだったので、楽しく拝見させていただきました。
1990年代になると日本車が顔を出してきますし、2010年代になるとテスラのような電気を動力としたクルマも出てきます。
しかしそれ以前になると、クルマ好きの人でないと知らないクルマの方が多いのではないかと思います。
そんな中でも、例えば1955年のメルセデス・ベンツ 300SLは石原裕次郎さんの愛車として往年のファンならばご存知かもしれませんし、1958年のフィアット 500はルパン三世でルパンが乗っていたクルマとして見覚えがあるでしょう。
1960年のミニは私はミスター・ビーンの愛車として覚えていますし、1964年のアストンマーティン DB5は007 ゴールドフィンガーなどのボンドカーとして有名でしょう。
1970年のフェラーリ デイトナはカーペンターズのイエスタデイ・ワンス・モアが収録されているアルバムのジャケットとして音楽好きの方ならば見覚えがあるかもしれませんし、1981年のデロリアンはバック・トゥ・ザ・フューチャーでおなじみです。
このような例を挙げてみると、それほど興味がない人でも知っているクルマというのはストーリーを持っているな、と感心してしまいます。
そういう意味でいうと、日本車も最近は映画のワイルド・スピードやゲームのグランツーリスモで知ったという外国の方が増えていますので、多くの人から「あの○○で使われたクルマなら知っている」といわれるような日本車が出てくるとうれしいなと思っています。