親の世代にとってカレンダーや時計はあるだけで安心しているのかもしれません

ふと気が付いたのですが、私の部屋を除く家のすべての部屋にカレンダーが掛けられていました。

買ってきたものやよく利用する業者さんからもらったものなどを、親がすべて使っているようです。

トイレや洗面所のカレンダーもあれば見るとはいえ、なくても全然困らないですよね。

そういえば時計もほとんどの部屋にあります。

私は腕時計をしていませんが親は今でもしています。

もしかすると、親の世代はカレンダーや時計が目に見えるところになければ落ち着かない人が多いのかもしれません。

思い出してみると、私も中学生と高校生のときは腕時計をしていました。

なければ不安になっていた記憶があります。

なんとなく覚えているのですが、あるとき気が付いたら家の中にいても街を歩いていても至る所に時計があるので、腕時計はなくてもいいかと思って次第にしなくなりました。

そして携帯電話を持つようになったのが決定的でした。三十代から腕時計はしていません。

逆にいえば中学生、高校生の頃は至る所に時計はなかったのかもしれませんし、当時の時計は止まっていたり時刻が合っていなかったりするものが多かったように思います。

同じような理由であるならば、親が若い頃はカレンダーも今のように豊富になかったのかもしれませんね。

とっさに来週の予定を立てたいときにカレンダーがなくて困った、なんてことが度々あったのかもしれません。

家の中にたまにめくっていないカレンダーがあったり、電池が切れている時計があったりするのを見ると、使っていなくてもあるだけで安心するんだなとあらためて思います。