久しぶりに会った知人に、先日打ち合わせした福岡県春日市のクライアントさんの話として「地元には美味しいレストランなどの飲食店がたくさんあったりして住みよい」といっていたことを伝えたら、自分の地元の福岡県大野城市は住みよい街で日本一に選ばれたと返されました。
春日市と大野城市は隣り合っているんですね。
さきほどインターネットで調べてみたら、日経BP総研という会社が働く世代2万人を対象に行った「シティブランド・ランキング ―住みよい街2017―」という調査で、茨城県守谷市、東京都武蔵野市とともに同率一位に選ばれていました。
確かに「街の活力」、「生活インフラ」、「医療・介護」などのスコアの合計が関東の都市とともに同率一位というのはすごいなと思います。
ただ調べ始めたとき、いろいろなランキングが出てきてちょっと迷いました。
例えば、民間調査会社のブランド総合研究所という会社は「地域ブランド調査2018」という調査を行っていて、そこでは市区町村魅力度ランキングの一位は北海道函館市、二位は京都府京都市、三位は北海道札幌市・・・となっています。
これはまたぜんぜん違う分野を対象に集計したんでしょうね。
このようなランキングで選ばれれば地元のいいアピールになります。
なので各自治体がいろいろな分野で競い合ったりアピールしたりしていますよね。
今思い出してみても、餃子の消費量日本一で宇都宮市と浜松市が競い合っていたり、大分県が「おんせん県」で商標登録しようとしたら草津温泉を有する群馬県などからクレームが来たり・・・。
昔、海産物販売店のネットショップをお手伝いしていたことがあるのですが、そのお店は佐賀県唐津市の呼子町の干物を推していました。
キャッチフレーズは日本三大朝市呼子の干物。
何でも呼子の朝市は、石川県の輪島朝市と千葉県の勝浦朝市と並ぶ日本三大なのだとか。
イカの干物などほんとうに新鮮でおいしかったのですが、当時はいろいろなランキングがあるなと感心していました。