Raspberry Piの無線LANアクセスポイント化にくじけた話

先日、ASK アクティブシニア交流会さんで保留になっていたパソコン勉強会が、開催に向けて動き始めたことを書きました。

ASK役員の方には、前回Google勉強会で会場のWi-Fiがうまくつながらなくて困ったので、それを解決しておきますというお話をしました。

その会場は福岡市無料公衆無線LANサービス「Fukuoka City Wi-Fi」が利用できるので、受講者のみなさんのパソコンをつないでみたのですが、しばらくすると切断されてしまうという現象が起きていたんですね。

今日福岡市役所の担当部署に問い合わせたところ、この施設はインターネットに30名はつなげることができて、一旦つながると60分は継続して利用できるのだとか。

その担当者さんと話したのですが、たぶん会場のドアを締めたりすることで電波が弱くなっているんだと思います。ルーターからもかなり離れていると思いますし。

これは無線LANのアクセスポイントの出番でしょう。そこでRaspberry Piの出番でしょう。

ということでさっそく調べてみました。

いくつかのサイトを見てみると、無線LANアクセスポイント機能を実現するソフトや、IPアドレスを割り当てるためのDHCPサーバーというものなどを設定するとあります。

前者はhostapdというソフトが一般的らしいのですが、後者はisc-dhcp-serverというソフトがうまく行かなかったのでdnsmasqというソフトを使ったという例や、その逆がうまく行ったという例など、どうもみなさん苦労されているようです。

さらには、新しいバージョンのRaspbianになってDHCPサーバーが起動しなくなったので設定しなおした、という情報もあります。

う〜ん、どうしよう・・・。勉強会は長期にわたって開催されるので、途中で不具合が出たら困ります。

市販品はどうかなと思って調べてみると、AmazonでBUFFALOのWi-Fi無線LAN中継機が2799円で売っているのを発見。

速攻でポチッとしてしまいました。

試行錯誤する前に、Raspberry Piを無線LANアクセスポイント化することにくじけてしまったというお話でした。