ITは怖いという感覚と世界を相手にするのはとても無理という感覚は似ているかもしれません

テニスの錦織圭選手と大坂なおみ選手が、そろって全豪オープンの8強に入ったそうですね。すごい。

錦織選手は怪我で戦線を離れていたのに見事に復活されています。

昨日は卓球の伊藤美誠選手が、全日本選手権で2年連続の3冠達成というニュースをやっていました。こちらもただただすごいです。

昨年のスウェーデンオープンで中国の主力3選手を破って優勝したことは記憶に新しいです。

毎日深夜に作業が終わってテレビをつけるのですが、よくスポーツ番組をやっているので目にするんですね。

スポーツはスポーツ番組でしか見ない私でさえ興奮するのですから、テニスファンや卓球ファンはすごいことになっているんじゃないかと思います。

先日、錦織選手とサッカーの本田圭佑選手が対談されているところを見たのですが、錦織選手が以前世界ランク4位まで上り詰めたことについて、本田選手が「サッカーでいえばメッシとやりあうようなもんでしょう。考えられない。」みたいな発言をされていました。

そうなんですよね。

これほど競技人口の多いスポーツで、個人で世界のトップランクに入るというのはとんでもないことだと思います。

私が子供の頃は、日本人にこのような人たちが出てくるなんで想像もできませんでした。

当時、世界に名前が知れ渡っていたのは家電やクルマ、バイクのような企業でした。個人というよりは「社員が一丸となって・・・」。日本人は集団になると強いといわれていましたよね。

スポーツで、個人が世界で注目を集めるようになったのは野球が最初でしょうか。

野茂英雄選手が大リーグに挑戦して以来、イチロー選手から最近は大谷翔平選手まで、世界のトップランクに入る方は何人かいらっしゃるように思います。

よく思うのですが、世界を相手に、個人で物怖じせずに戦っている今の若い人たちには感心してしまいます。

私の親がIT製品のようなわけの分からないものは怖くて触らない、というのと同じように、私の世代は外国に対して似たような恐れを持っている人たちが結構いると思います。私のように。

若い人たちから呆れられているかもしれませんね。