昨日仕事などの作業が終わって、深夜にインターネットで昔流行っていた音楽を聴いていたら、ニナ・ハーゲンというドイツのミュージシャンを思い出しました。
高校の時だったかな、よく聴いていました。
とても個性的な人で、確か戸川純さんにも影響を与えたみたいな話があったと思います。このエピソードから、どのようなタイプの人か分かりますよね。
一時期は日本でもかなり話題になっていたと思うのですが、あまり名前を聞かなくなってから日本でコンサートがあったので行った記憶があります。
ヒット曲の「アフリカン・レゲエ」を歌い始めたときに、私の前にいた女の人が「懐かしいぞー」って叫んだのが印象的でした。
多分会場にいた人たちも同じように感じていたんじゃないでしょうか。
先日も、インターネットで音楽を聴いていて昔アル・スチュワートを聴いていたことを思い出したという話をしましたが、このニナ・ハーゲンという人も30年くらい名前を忘れていた人です。
ビートルズやボブ・ディランのような別格の人たちは除いても、洋楽好きであればたくさんのミュージシャンの名前を挙げられますよね。
でも昔かなり聴き込んだにも関わらず、すっかり忘れてしまっているミュージシャンがいるのは何故なんでしょう。
話は全く違うと思うのですが、一発屋芸人といわれている方々がいますよね。
一時期とても笑わせてもらったのに、メディアで姿を見なくなってしばらく経つと忘れてしまう。
あるとき何かの番組でその芸人さんが久しぶりに出演していて、昔のネタを披露しているのを見たらこれが結構面白い・・・。
芸人さんにしろミュージシャンにしろ、新しい人が次々に出てきて世間はどんどん消費して行きます。
消費される人たちからすると大変な世界だなぁ、と思ってしまいます。