当事者の苦労も知らずにお客さんが寄って来る商売は羨ましいと思ってしまいます

今日近所のディスカウントストアに行ったら、駐車場にある宝くじ売り場にお客さんが二人いました。

ロト6などを売っているようですが、いつもお客さんを見かけます。先日など四人並んでいました。

以前も書きましたが、そこから家に帰る途中にある駄菓子屋さんや、ゲーム機が置いてある(と思うんですが)中が見えないお店の前には、子供たちの自転車がよく停まっています。

近所のスーパーの入り口にはガシャポンが置かれているのですが、ここにも子供たちがたむろしている姿をよく見かけます。

傍から見る限りでは、お客さんが寄って来てくれる商売は羨ましいなと思ってしまいます。

もちろんやっている方にとっては、このような状態に至るまでが大変だったのでしょうし、運営者にしか分からない苦労もいろいろあると思います。

昔、音楽リハーサルスタジオで店番をやっていたことがあるのですが、同僚にフリーのPAエンジニアがいました。

その方は、「このスタジオのような現金商売はとても羨ましい」とおっしゃっていました。

当時は「そういうものかな」程度に思っていたのですが、今にして思えばこの方のいうとおりだと思います。

スタジオの予約はそれなりに埋まっていましたし、利益は出ていたと思いますが、スタジオのオーナーがいうには、運営が軌道に乗るまでスタジオのチラシを配り続けたようです。

それに人件費や光熱費、家賃などを引くと利益はそれほど残らなかったようで、ドラムセットやミキサーなどの機材はずいぶん古いものでしたが、私がいる間は買い換えることはありませんでした。

考えてみれば、宝くじ売り場も駄菓子屋さんも同じようなものなんじゃないでしょうか。

とはいうものの、また宝くじ売り場や駄菓子屋さんの前を通ると、羨ましいと思ってしまうのでしょう。