献血ルームの雰囲気も三十年前とはずいぶん変わりました

今日用事で天神に行った際に、時間があったので久しぶりに献血をしてきました。

献血ルーム行くたびにいつも思うのですが、スタッフの方がとても丁寧に健康状態をはじめとしていろいろなことを確認されます。

事故があってはならないので念には念を入れて、ということなのでしょうが、あまりに丁寧に対応されるのでこちらが気の毒になります。

献血の前にはまず健康診断をする部屋に呼ばれ、それが合格すれば血液検査に呼ばれます。どちらも白衣なのでお医者さんでしょうか。

献血の注射の針を刺すときは、チクッとしますので気分を楽にしてください、というようなことを何度かおっしゃるのですが、注射の針を抜くときも同じように何度かおっしゃいます。

献血の直前と直後は注意事項が書かれたパンフレットを見せてもらえますし、献血中は足の運動のパンフレットも見せてもらえます。

コーヒーやジュースやお菓子も自由に飲み食いしていいですし、帰りにお礼の品物ももらえます。

私が献血をするのは、血圧を測ってもらえたり、後日血液検査の結果を送ってもらうためです。大して痛くもないし体調も変わらないので、気が向いたときに寄る感覚です。

なのでこんなに丁寧に対応されると、逆に恐縮してしまいます。

昔予備校に通っていた頃、近くに献血ルームがあったので、たまに同級生と行っていました。

最初に誘われたときは「いいことしてるじゃないの」と感心したのですが、着くなりお皿に盛られたお菓子をバリバリ食べ始めたので、「これが目的か!」と呆れた記憶があります。

当時のスタッフの方の対応は、今と違ってとてもアバウトだったように思います。スタッフの方もそんなにいなかったと思いますし。

この三十年で世の中がずいぶん変わってしまいました。

やっぱりインターネットやスマホの影響は大きいのかな、と思ってしまいます。