情報が氾濫していなかった時代の決算セールのワクワク感が懐かしいです

今日郵便受けを見たら、ある家電量販店から「本決算特別セール」と書かれた派手なハガキが来ていました。

そういえば最近は「決算大セール!」みたいなCMってあまり見なくなったような気がします。

私が子供の頃は、CMでも新聞広告でもお店ののぼり旗でも「決算」の文字が踊っていた記憶があります。

決算の意味は分からなくても、何かお祭りのような雰囲気を感じていました。

基本的にはいくつかの安い商品を用意して景気のいい飾り付けをして、お客さんの購買意欲を高めようということなんだと思います。

今はインターネットを使えば価格.comなどで最安値の比較ができますし、Amazonや楽天市場に行けば大概安い商品を見つけることができます。

そういう意味では、毎日が決算セールということなのでしょう。

ただ決算セールに喜んで出かけていたときは、もちろん安く買えることを期待していたのでしょうが、お祭りのような雰囲気も楽しみにしていたように思います。

盆踊りや縁日とまではいいませんが、そんな感じだったんじゃないでしょうか。

インターネットもない時代、チラシなどでしか情報を得ることができない人たちが、期待に胸膨らませながら集うからそうなるわけです。

今と違って、情報が氾濫していなかった時代の決算セールのワクワク感を懐かしく思い出しました。