天神を歩くといつも少子高齢化というのは嘘なんじゃないかと思ってしまいます

今日天神でシニアの方と一時間ほど仕事の打ち合わせをしたのですが、連れられて行ったのは、商業ビルの地下にある年配のお客さんばかりのお店でした。

私も何度か友達と飲みに行ったお店ですが、平日の昼間は初めてです。

外人さんの団体客もいたのですが、こちらも年配の方々です。

打ち合わせした方によると、いつもこのような客層なので落ち着くとのこと。

確かに天神は若い人たちばかりで、私の年齢でも肩身が狭く感じます。

いつも利用する銀行のATMが天神コアというファッションビルの一階にあるのですが、十代の女の子向けのファンシーなお店ばかりで、私のようなおじさんが歩くととても違和感があります。

ビルの同じ階に福岡市役所に抜ける通路があるのですが、一歩通路に入ると異界に迷い込んだような飾り気のない空間が広がっているので、ホット一息つくことができます。

地下鉄七隈線に行くために、よく大丸地下一階の食品売り場を通るのですが、ここは年配の女性をたくさん見かけます。

でもそういう場所は本当に少ないんですよね。

二十年ほど前に東京から福岡に帰ってきた当時も、天神は若い人が多いなと感じていたのですが、ここ数年ますますそれを感じます。

このように感じるのは、私が天神に行くのは打ち合わせか飲みに行くときくらいだからで、天神に事務所があればまた違った感想を持つだろうなとも思います。

とはいうものの、天神を歩くといつも少子高齢化というのは嘘じゃないかと思ってしまいますし、私と同じ感想を持つ人は結構いるんじゃないかと思うのです。