パソコン勉強会の定義を考えなおさなきゃならない時期に来ているように思います

昨日は一日パソコン勉強会の内容を考えていたことを書きましたが、今日は別の作業をしながらも、やっぱり引き続き考えていました。

八ヶ月ほど前にGoogle勉強会をやったのですが、そのときからも世の中は変化しています。

受講する方々にもよるのですが、一昔前は初心者のためのパソコン勉強会といえばWordやExcelの比重が高かったように思います。

今はスマホで業務をやられている方も多いですし、iPadをメインに使われている方もいます。

パソコンに限っていえば、例えばGoogleドライブを使う場合、Webブラウザで利用する方法の他に「バックアップと同期」というインストールするタイプのソフトがあります。

今まで受講生の方はDropboxをインストールされている方が多かったので、「バックアップと同期」の方が分かりやすいかなと思って、前回のGoogle勉強会でご紹介しました。

Windowsにインストールするタイプのソフトで作ったファイル、例えばWordやExcelのファイルをダブルクリックするだけでそのソフトが起動しますので。

ただ、昨日もお話したように「・・・の基本操作」や「・・・の基礎」なんてやり始めたら、範囲は膨大で、これ以外にもお話した方がよさそうなことはたくさんあります。

勉強会に参加される方は、ITが大好きというわけではなくて、必要最小限のことを学んでパソコンに困らない程度になりたいんじゃないかと思います。

そんな中で、「バックアップと同期」についてWebブラウザ版との違いとか設定の仕方などをお話していたら、一日の講座の半分くらいの時間はすぐに経ってしまいます。

それにGoogleのドキュメントやスプレッドシートは、WordやExcelのファイルをそのまま編集して、WordやExcelのファイル形式でそのまま保存できるようになるんですよね。

それならば、GoogleドライブはWebブラウザ版をそのまま使ってもらって、その分Googleのドキュメントやスプレッドシートに慣れてもらって、スマホとパソコンをもっとシームレスに活用してもらう方に時間を使う方が有意義だと思ったりします。

パソコン勉強会をやるASK アクティブシニア交流会の会員さんとよくお話するのですが、パソコンと同じように、スマホについてもみなさん知りたいことや困っていることがかなりあるようですし。

カリキュラムを考えていたら、パソコン勉強会の定義を考えなおさなきゃならない時期に来ているように感じました。