違う環境にいる人の生活パターンは実感できないものですね

この10連休中毎日のように、買い物と夕食の買い出しに近所のディスカウントストアとスーパーに行っていました。

どちらのお店も店員さんの顔ぶれは平日と同じ。10連休といっても何も変わりません。

そういえばヤクルトさんも連休中いつものように配達されていました。

私も連休中は仕事をしていましたし、いつもお仕事をしている方とも普通に仕事のやり取りをしていました。

少なくとも私の周りは、10連休とはあまり縁のない人たちばかりだったように思います。

ずいぶん昔に会社に所属していたときは週休二日でしたし、休日もカレンダー通り。

もしその会社にいたとすれば、私も10連休だったと思います。

書いていて思い出したのですが、私の親もカレンダー通り休める仕事をしていたので、子供の頃は連休ともなるとクルマで遠出することもありました。

そんな生活をしていると、子供ながらに大人は子供と同じようにカレンダー通り休みがあるんだな、と信じ込んでしまうんですね。

なのでカレンダーが休みでなければ、病気でもない限り会社や学校は休めないものだと思っているわけです。

ところがまれに同級生が学校を休んだりして、その子が学校に来ると、先生が「お父さんが帰ってきたのね」と優しく語りかけたりします。

当時は何のことかよく分からなかったのですが、あとになってその子のお父さんはカレンダー通り休めない仕事に就いていて、やっと休みが取れた日に一家団欒のときを過ごしていたということが分かりました。

それでもその子の家庭の生活パターンまでは想像することもできません。

やっぱり違う環境にいる人のことは分からないものですよね。