サポート相談室

利用者はスマホで管理者はパソコンでチャットをします

株式会社cocotamaさんの「ここたまサポート相談室」も、NPO法人 心の卵さんの「安心対話室」も、利用者は無料でダウンロードしたスマホアプリでチャットをしますが、管理者はパソコンでチャットをします。

管理者が管理画面を持ち、利用者と1対1で対話するというこれらのアプリの基本システムは、cocotamaさんの最初のチャットアプリ「ここたまサポートひろば」を踏襲しています。

「サポートひろば」はcocotama専属の心理カウンセラーさんがチャット対応し、利用者のユーザー登録やプッシュ通知はcocotamaの責任者の方が行っています。

昨日書いたように、複数の利用者が連続してチャットしてくるかもしれませんので、心理カウンセラーさんはコールセンターのテレフォンオペレーターのように、パソコンの前で待機されています。

「サポート相談室」も「安心対話室」も、チャット画面やプッシュ通知は「サポートひろば」と同じですので、cocotamaの心理カウンセラーさんや責任者の方のように、パソコンを使って利用者に対応していただきたいということのようです。

管理者から発言するのではなく利用者の発言を待つ仕様になっています

株式会社cocotamaさんの「ここたまサポートひろば」を契約した企業は、cocotamaの専属カウンセラーさんが企業の社員とチャットするため、企業に管理者はいません。

一方、cocotamaさんの「ここたまサポート相談室」を契約した企業は、専任の担当者を立てていただいて、その方が管理者として利用者、つまり社員とチャットをしていただきます。

NPO法人 心の卵さんの「安心対話室」の場合は、契約したカウンセラーの方が管理者となって利用者、つまりカウンセリングを受ける方とチャットをすることになります。

管理者は利用者と1対1でチャットをしますが、管理者から発言することはありません。

管理者はあくまで利用者が発言するのを待つ、という仕様になっています。

これはどういうことかというと、例えば管理者は利用者Aさんと自分の二人だけが表示されている画面でチャットをするのですが、利用者Bさんが発言した瞬間、管理者の画面は利用者Bさんとの二人だけの画面に切り替わります。

例えばAさんが「管理人さん、こんにちは」と発言した直後に、Bさんが「管理人さん、こんにちは」と発言したとします。

管理者の画面にはAさんの発言が表示されていますので、まずは「Aさん、こんにちは」と返信します。