アプリについての話

今までの業務の整理や今後どうするか試行錯誤する日々が続いています

自社で開発している楽譜作成ソフト「Score Magazine」の販売を終了しました。

皆様方におかれましては、長い間ご愛顧いただきまして、誠にありがとうございました。

ずいぶん前から開発の重点が他に移動していましたし、フリーソフトの存在など、世の中の楽譜作成ソフトを取り巻く環境もScore Magazine開発当初に比べると様変わりしました。

日本経済は今、非常事態です。

弊社も今後のことを真剣に考える必要に迫られ、業務の整理を始めていたところでした。

ホームページの新着情報を見ると、Score Magazine Version 1.00の発表は2001年12月10日。それから19年近く経っているんですね。

発売当初は、ダウンロード販売のみですし、これだけ長きにわたって売れ続けるとは想像もしていませんでした。本当に感謝です。

ただ最後のバージョンは2015年。

開発の軸足はスマホアプリに移っていましたし、Score Magazineの開発環境も新しいものに移行するにはコスト的に難しいところに来ていたのです。

さて、業務の整理です。

メルマガから申し込みフォームへの誘導がうまく行っていないことが分かりました

ある団体のメルマガとホームページの運営のお手伝いをしています。

主な作業は、毎月開催されるイベントの出欠を取るために、メルマガからホームページの申し込みフォームへの誘導です。

ただ先日より、メルマガに直接「出席します」と返信される方がいることが分かって、ちょっと困っていたんですね。

百人単位の会員さんがいるので、G SuiteのGmaiをメルマガ専用に使っていて、いちいち返信をチェックしていられません。なので、「このメルマガに返信しないでください」と書いているのですが。

昨日は会員さんから、メルマガに記載されていたイベント情報の一部が間違っているという指摘が、役員の方に直接行きました。

ホームページの方は、情報は正確に記載されていました。

このような状況から、どうもかなりの方がホームページに行けていないんじゃないかと考えています。

会員さんはシニアの方やITに弱い方が多いようですし。

もちろん、メール自体を見ていない方も多いと思います。

弊社のアプリ「楽々談話室」も導入していただいていて、一部の方たちの間では稼働しているのですが、メルマガ会員全員にアプリをインストールしてもらうのは難しいです。

シニア向けのアプリをシニアが無理なく開発できる環境を考えて行きます

今日は自社アプリ「楽々談話室」のバージョンアップ版のデバッグをしていました。

今回はそんなに大きな改造ではないのですが、やっぱり全機能を一通りチェックしなければならないので、それなりに時間はかかります。

それにともなって、アプリのヘルプやWebサイトの製品ページも、対象となる箇所を書き換えなければなりません。

同じ自社ソフトでも、楽譜作成ソフトのScore Magazineを頻繁にバージョンアップしていた頃は大変でした。

「楽々談話室」の何十倍も機能があるので、デバッグの時間も何倍もかかっていました。

しかしそれをいうと、ゲーム開発会社にいたときのスーパーファミコンやプレイステーション用ゲームのデバッグは、その規模たるや自社アプリなど比べ物になりませんでした。

気が付くとバグレポートが数百枚単位で溜まって行きます。

これでも二十年以上前のことです。今のゲーム機のデバッグなんてどんな世界なのでしょう。考えたくない・・・。

当時の同僚の何人かは、今もゲーム開発の世界にいます。

彼らは現場にはいないと思うので、私のように、この年でデバッグをしたりマニュアルを書いたりしている人は珍しいかもしれません。

プレゼンをしてもなかなか結果に結びついてくれません

今日の打ち合わせで疲れてしまって、なかなかブログの記事のテーマが思い浮かびません。

打ち合わせというよりもプレゼンという感じでしたので、準備のために使った労力とプレゼン本番で使った気力で精根尽き果てた感じです。

先方にはお伝えしたいことは伝わったと思うのですが、仕事につながりそうな手応えはあまり感じられませんでした。

ただ、今まで手応えを感じたプレゼンや展示会も、実際に仕事にまで結び付いたことはほとんどありませんので、気長に発信し続けて行くしかないと思っています。

それとともに、今回のような場は、どちらかといえば聞いている人の反応を観察したり意見を聞いたりするためと捉えれば、とても有益だったと思います。

考えてみれば、会社に所属していたときに担当していた商品や、大きな会社と一緒に開発した商品などは、社外に向けてプレゼンをしたことはありません。初めから販売ルートがありますし。

知り合いの小さな会社が製品やサービスをプレゼンしているところは何度も見たのですが、よくできてるなと思ったものでも、全国的なサービスに成長したものはありません。

成長したものがあればとっくにこのブログで紹介しています。

米国政府に提出する年度末自己分類報告を調べてみました

Appleにアプリの申請をして時間ができたので、申請の際に表示された米国政府に提出する必要がある「年度末自己分類報告」について調べていました。

提出する条件の中の「HTTPS通信のみを使用している」という項目が当てはまっているんですね。

Appleのリンクからたどって米政府の「How to file an Annual Self Classification Report」というWebサイトに行き、サンプルファイルをダウンロードしてみました。

記入する12項目の内、ちょっと分かりにくいものがあります。

「MODEL NUMBER」って何だろう?それらしい説明のあるWebサイトを見つけられません。「NONE」って書くのかな・・・。

「MANUFACTURER」は自社だけで作っているので「SELF」でいいのでしょう。

どちらも毎日使っているのでそのうち自分に合った使い方も決まってくると思います

昨日は、Evernoteは外出先からもアクセスできて便利なために、メモをしすぎてどこに何が書いてあるのか分からなくなってしまう、ということをお話しました。

昔はメモ帳にWordを使っていたのですが、それを3、4年前からEvernoteに変えたのです。

もちろんEvernoteが悪いのではなくて、WordでやっていたことをそのままEvernoteに持ち込んだ私が悪いのであって、本来ならばEvernoteならではの使い方をすべきなのでしょう。

とはいうものの、昨日もいいましたがメモの取り方なんて人それぞれ。ツールが変わるたびに長年染み付いた癖をなおすのもちょっとしんどいです。

一方で新しいツールに便利すぎる部分があれば、そこに目をつぶってでも何とか使いこなしたいと思ってしまいます。

Evernoteもそんなツールで、思いついたことをメモするために、寝るときは必ずEvernoteを起動したタブレットを枕元に置いています。

スマホの多様化で画面サイズ大小の幅が広がるとアプリのデザインに苦労しそうです

弊社のチャットアプリ「楽々談話室」のワンタッチで文章入力ができる機能を拡張しようとしているのですが、短い文章や長い文章が混在しているため、入力できる文章リストのウィンドウをどうしようかちょっと悩んでいます。

ウィンドウをスマートフォンの横幅に合わせるのがシンプルでいいのですが、大きなサイズの画面で短い文章のリストを表示させると空白が目立ちます。

一方で小さなサイズの画面だと、ウィンドウをスマホの横幅に合わせても長い文章は改行が一つでは足りません。

タイトルバー部分にチャットグループ名を表示する際も同じですね。

小さな画面サイズだと、アプリ名のあとにグループ名を表示する余裕はあまりありません。

この作業が終わったらAppleに申請しようと思っているのですが、最近のiPad Proなんて画面サイズが12.9インチもあるんですよね。

このアプリはiOS 9にも対応する予定で、そのテスト用に使っているiPod Touchは4インチ。とんでもなくサイズが違います。

Webサイトであれば利用者はレスポンシブウェブデザインを見慣れているので、iPad ProとiPod Touchで見えるデザイン(レイアウト)が変わっても何とも思わないでしょうが、アプリの場合そう簡単には変えられません。

「ここたまサポートひろば」も確認したりするのでFirefoxやVivaldiを動員しています

チャットアプリ「安心対話室」には、利用者が使うスマホアプリ以外に、お客さんの代表の方が使うPC用管理画面、同じくPC用チャットアプリ、そしてNPO法人 心の卵の担当の方が使うお客さんの管理画面を管理する画面があります。

デバッグをする際は、この三種類のPC画面を表示するためにWEBブラウザのタブを三つ開きます。

「サポート相談室」も同じ基本システムを使っていますので、「安心対話室」と動作に違いはないかなどを確認するために同じ画面を開くと、六つのタブが開いた状態になります。

どちらのアプリもGoogleのChromeブラウザを推奨していますが、この六つ以外にも業務でGmailなどのWEBサイトを開いていますので、タブの数が増えすぎて混乱するときがあります。

そうならないようにFirefoxブラウザも同時に起動して、こちらに「サポート相談室」の三つのPC画面を開くことが多いです。

チャットアプリは「楽々談話室」も開発していて、基本システムも同じですので、動作を確認するために画面を開きたいときがあります。

「楽々談話室」はカウンセリング用途ではなく、サークルのような一般的な用途向けなので、1対1の対話に特化する必要はありません。

新タイプのチャットアプリが三つも加わったので私たちも説明に手が回っていません

「安心対話室」、「サポート相談室」、「ここたまサポートひろば」はどれもチャットカウンセリングに特化したアプリですが、最初の「安心対話室」から順番に個人のカウンセラー用、社内にカウンセリングルームをお持ちの企業用、外部カウンセラーのようにEAP機能が必要な企業用、とそれぞれ用途が異なります。

ただ、お客さんが個人のカウンセラーさんや企業の保険担当者の方であれば、三つのアプリからどれを選べばいいか明確だと思うのですが、介護施設の従業員さんや学校の生徒さんに対するメンタルヘルス対策などは、どのように選べばいいか分からないかもしれません。

そのような場合は、「安心対話室」と「サポート相談室」は無料で試用ができますので、お試しになられてはいかがでしょうか。

さらに、「ここたまサポートひろば」を含む三アプリについてご質問にお答えするメールフォーム(http://coco-tamago.com/counsel-eap/contact/)もご用意しました。

無料試用のご相談も兼ねて、お気軽にお問い合わせいただければと思います。

管理者となって利用者を見守るチャット、その1

昨日はカウンセリング・EAP専用チャットである三つのアプリ「安心対話室」、「サポート相談室」、「ここたまサポートひろば」について説明しました。

「安心対話室」と「サポート相談室」については、先日Google Playストアでがダウンロードできるようになったことをお伝えしましたが、「ここたまサポートひろば」については、以前よりEAPプログラムとして販売されていることを昨日お話しました。

「ここたまサポートひろば」は利用者だけがチャットをする形ですが、「安心対話室」と「サポート相談室」は利用者に加え、管理者もチャットをすることになります。

管理者とはカウンセラーや企業の保険担当者、利用者とはカウンセリングを受ける人や従業員です。

管理者が利用者と1対1でチャットをするんですね。

「ここたまサポートひろば」では、利用者とチャットをする相手は株式会社cocotama(ここたま)の心理カウンセラーさんになります。

いずれにしろ、利用者がチャットをする相手は管理者かcocotamaのカウンセラーさんなので、利用者間のチャットがトラブルに発展するようなことはありませんし、利用者の誰かが乗っ取られて他の利用者が被害に遭うこともありません。