持って生まれたもの

物心が付いたときから人とどう接すればいいか分からなかった理由が分かりました

昨日は、私はユングのタイプ論「MBTI」では比率の少ないINFJなので、小、中学生の頃にMBTIの簡単な考え方でも教えてくれる授業があったら、もう少しその後の人生が楽になったんじゃないかということを書きました。

各タイプの説明を読んでいると、かなり性格に違いがあります。

書いてから思ったのですが、日本版MBTIマニュアルによるとINFJの全体に対する比率は2%程度。クラスに同じタイプは一人もいなかった可能性が高いです。

一方で多いタイプはESFJやESTJで、それぞれ12%くらいいます。

私が小学生のときは子供の数が多かったので、一クラス四十名なんてのはざらだったと思います。

そうなると、ESFJやESTJは自分と同じタイプが五人くらいいたということですよね。

今は一クラスの人数は少ないでしょうが、私のときと同じように、塾とか町内の野球チームとか習字教室などがあるでしょうから、そこにいる大人たちも含めると、小、中学生でも百人くらいと接しているんじゃないでしょうか。

そうなるとESFJやESTJの子どもたちは、自分以外に十人くらいの同じタイプと接することになります。

MBTIを教えるような授業があればもう少し楽に生活できたような気がします

昨日は久しぶりにユングのタイプ論「MBTI」で自分の適職などを確認したことを書きました。

ポール・D・ティーガー、他著「あなたの天職がわかる16の性格」(主婦の友社)では、私はINFJです。

海外のMBTI Manualや日本版MBTIマニュアルという資料が、各タイプの比率を発表しています。

それによるとSJ型というのが多いようで、ISTJ、ESTJ、ISFJ、ESFJの四つで全体の約40%を占めています。

逆にINTJ、INFJ、ENTJが少なく、この三つで6%ぐらいでしょうか。

確かにSJ型の適職リストを見ると、営業職や公務員のような、人口比でも多そうな業種が並んでいます。

私が読んだHSP(Highly Sensitive Person)の本には、世の中は人口比で多い非HPSの人向けに作られているので、HSPの人は生き辛いことも多い、というようなことが書いてありました。

同じことはMBTIにもいえるような気がします。

私は学校生活からして居心地の悪さを感じていたので、社会人になってからMBTIのような診断をやってみてはその理由を探していました。

準備ばかりしてやるべきことに取り掛かれないので具体的な計画を立ててみました

今まで何度も、「しばらく本を買わずに、今まで買った本を熟読しよう」という誓いを立てるのですが、つい本を買ってしまいます。

ここ数年お酒もそんなに飲みませんし、他に買いたいものもないので、本代くらいは何とかなるというのもそれに拍車をかけているんだと思います。

年をとってからやりたい仕事の資料として、必要な本を買い溜めていたというのもあるのですが、重要度の高いものから揃えているので、いつまでたっても重要度の高い本が熟読できません。

確かに専門書は絶版になりやすいので、必要そうな本は今のうちに手に入れておかなければ、という理由もあるにはありますが、今のところ資料は十分揃っています。

つい買ってしまうのは、子供の頃から「必要なものを見落としているんじゃないか」と不安になる性格のせいだと思います。

それに加え、あっちフラフラこっちフラフラと興味が移ってしまって、大事なことに集中できないというのもあります。こっちは逃げの性格ですね。だから学校の成績は悪かったです。

以前は「人生の残り時間が少ないので、重要じゃない本は集めない」などと自分に言い聞かせてみたのですが、そのような漠然とした内容では、欲しいという誘惑の方が勝ってしまいます。

なので今回は、もう少し具体的に考えていたのです。

年をとると性格が変わったりストレスが減ったりすることに自分でも驚いています

最近、ストレスで夜歯ぎしりをすることがほとんどなくなりました。

三十代前半に体調を崩して精神科に通院していた頃が、一番ひどかったと思います。

朝起きたら顎が痛くなっていて、歯茎からよく血が出ていました。

今思うと向いていないジャンルの仕事でしたので、相当無理をしていたと思います。

担当していたタイトルも多く、お金や人やスケジュールの管理など、やることもたくさんありましたし。

書いていて思い出したのですが、ある製品の納期が迫っていて、開発チームが会社に泊まり込みで仕事をしていたとき、仮眠をしていたプログラマーが歯ぎしりをしていました。

それを見て、「ああ、自分も寝ているときこうやっているんだな」と思ったものです。

今も当時と同じITの仕事ではありますが、一般的なスマホアプリやパソコンソフトの開発なので、精神的に無理をしている感じはありません。

それと歯ぎしりとは別に、精神科に通院していて仕事がほとんどできないときがひどかったのですが、何かにつけてムッとしていました。

一生治らないんじゃないか、一生仕事ができないんじゃないか、などと想像してしまって、不安でたまらなかったんですね。

妙なところで想像力が逞しいのと神経症の素質はほぼイコールなんだと思います

昨日も少し触れましたが、私は生まれながらに神経症の素質があるせいか、手をよく洗いますし石鹸もよく使います。

そんなの当たり前だという方も多いでしょうが、子供の頃、冬は手の甲までひどいあかぎれでしたので洗いすぎだと思います。

家族にも親戚にも自分のような人はいません。

数年前から、寒くなり始めると炊事のときゴム手袋をはめるようになりました。

それでも炊事をしないときに石鹸で手を洗ってあかぎれになってしまうので、最近は石鹸の代わりに除菌スプレーを使うようにしています。

よくスーパーの入口とか、病院の病室の入り口などに置いてありますよね。それを見て「これいいな」と思っていたのです。

とはいうものの、解剖学者の養老孟司さんがおっしゃっていたと思いますが、手を洗っても細菌はなくならないし、人間の体にはたくさんの細菌がいるということは頭では理解しているのです。

自分の部屋にいるときや、自分のものを使っているときはさほど気にしませんし。

一方で、人が使う食器や人が食べる食品を触るときはとても気にします。いろいろ悪いことを妄想してしまうんですね。

こういうところが神経症なんだと思います。

自分の性格を利用してあれこれ手を出す欲望を別の欲望で解消しようと思います

先日、河合隼雄さんの「<心理療法>コレクション」シリーズが面白かったので、ユングの「心理療法論」(みすず書房)などを読み始めたことを書きました。

するとこちらの方も面白い。

つい悪い癖が出て、ユングの本で心理療法以外のものをいろいろ読みたくなってしまいました。

とはいうもののユングの書いた本はたくさんあります。時間がいくらあっても足りません。

先日、河合さんの心理療法に関する本や、民俗学者の吉野裕子さんの全集を全て揃えたい欲望を押しとどめたばかりです。

そのとき調べて分かったのですが、同じ雰囲気のもので統一したくなったりする心理をディドロ効果というらしいです。モノを揃えたくなってしまうのは人類共通の心理なんですね。

それ以降、口ぐせにして、ディドロ効果にハマらないように意識しています。

しかし今度のは、それとはちょっと違う欲望です。

学生時代ならばいくらでも時間があったので、好奇心にまかせて好きなことを続けられたのですが、今は仕事もありますし、おぼろげながら見えてきたワイフワークの準備もしなければなりません。

貯めることや支払うことの価値観は人によってずいぶん違うなと思います

先日キャッシュカードの利用料金明細書を見ていたら、ポイントが一万円分貯まっているのを発見。

もう何年も、いつも行くスーパーやAmazonで利用しているので、貯まったのだと思います。気付きませんでした。

さっそく商品券と交換。何だか得した気分になりました。

以前もdocomoのdカードで結構ポイントが貯まっていて、通知が来たので初めてそれに気付きました。

ちょっと呑気すぎますよね。日頃からカードのポイントを意識している人からすると、信じられないかもしれません。

子供の頃、知り合いのご家族がベルマークを集めるのを趣味のようにされていて、「あれも交換したモノ、これも交換したモノ」といろいろ見せてくれたとき、こんなモノまでもらえるのかと心底驚いた記憶があります。

無駄な買い物をしてモノはどんどん溜まって行くのに、お金やポイントは貯めるのが苦手です。そもそもお金は貯まるほどありませんが。

お金を貯めるといえば、しっかり貯金をして早々にリタイヤした同年代の知人もいます。

貯める方ではなく払う方になると、IT関連の相談を受けていて、無駄なモノにお金を払っている人がいるなぁと思うことがあります。

PCやスマホで視聴するテレビ局を知って時代について行けてないのを感じました

TOKYO MXというパソコンで視聴できるテレビ局があるようですね。

テレビを持っていなくて、大画面モニターとパソコンでこのテレビ局を見ている人もいるのだとか。

私は夕食のときと夜寝る前の歯磨きのときしかテレビをつけないので、テレビの世界に疎いです。

東京で一人暮らしを始めたときテレビがなかったのですが、いつも「テレビが大好き」といってテレビ番組の話ばかりする同級生の影響でテレビを買いました。

買ったはいいが、やっぱりあまり執着がなくて、ドラマなどを録りためることもなく大画面テレビにすることもなく今に至ります。

逆に親はテレビが大好きで、私が実家に帰って来てずっとブラウン管のテレビを使っていたら、大きな画面のテレビを買うというので、これまで使っていた薄型テレビのお下がりをもらいました。

想像するに、映画、スポーツ、ドラマ、アニメ・・・何かのジャンルが好きな人が、大画面や高画質で楽しみたいので、大画面テレビや4Kテレビを買うんじゃないでしょうか。

さらに地上波だけでは物足りないので、衛星放送やケーブルテレビを契約するんですよね。

夜型人間はここ数日の夜の寒さに耐え忍んでいます

ここ数日、夜中に冷え込みます。

深夜一時を過ぎると特に寒く感じます。

寝間着だけでは寒いので、ももひきを履いたりジャージを引っ掛けたりしていますが、それでも寒くて鼻水が止まりません。

子供の頃からアレルギー性鼻炎で、季節の変わり目に症状が出ます。

電気毛布のひざ掛け版があるのですが、それだとお尻が寒いので腰から巻きます。するとポカポカしすぎて眠くなる。

この時期、なかなか防寒の調整が難しいです。

それならばとっとと寝て、朝早く起きればいいという考えもあるでしょうが、私は深夜の方が落ち着きますし、読書などが集中してできます。

「草木も眠る丑三つ時」なんていいますね。深夜二時から二時半頃を指すようですが、私はその時間もよく起きています。

江戸時代に生まれていたら、庶民にとって明かりや暖房がもったいないでしょうから、とても夜更かしできなかったと思います。

とはいえ、どんな時代にも朝型と夜型はいたでしょうから、私なら江戸時代といえどできるだけ遅くまで起きてたんじゃないかなぁ。

以前、音楽リハーサルスタジオで仕事をしていたことがあって、そのスタジオを経営しているのが電気工事会社だった、ということをこのブログに書きました。

経営者の活動に刺激を受ける一方で人によって成功の定義は違ったりもします

今日はASK アクティブシニア交流会さん主催のビジネス研究会に行ってきました。

講演者は二人。お一方は緑茶農園の経営者、もうお一方はNPO法人の役員、どちらも若いです。

緑茶農園の方は数年前から無農薬栽培に挑戦されていて、これから国内・海外に打って出ようとされています。

NPO法人の方はペットの生命保険の仕組みをゼロから作り上げられて、すでにメディアからの取材の話や契約の話が来ているそうです。

お二人の熱意と行動力にとても感銘を受けました。

参加者はほとんどがリタイヤされている方なのですが、大手企業OBが多いせいか、講演者の熱意に打たれて次から次にご意見やアドバイスをされていました。

ASKさんのビジネス研究会には何度もおじゃましていますが、これだけ盛り上がったのは久しぶりだったんじゃないかと思います。

私も「楽々談話室」を持って積極的に動きたいのですが、プライベートの問題などがあってそれもかないません。

でもやれることはいろいろあるので、今はできることを精一杯やっている状態です。

私も東京にいて体を壊す前は、仕事でがむしゃらに動き回っていました。