心と体の話

年を取ると健康のために貼ったり飲んだり食べたりするものが増えて行きます

今日はとても寒いですね。手足にできているしもやけが痛いです。

二ヶ月ほど前から右手の中指がひどいしもやけになって、全体が赤く腫れ上がっていました。

打ち合わせなどで会う人会う人に「どうしたんですか?」と聞かれるほどです。

一時はズキズキ痛んでどうしようかと思っていたのですが、放っておいたらだいぶ腫れが引いてきました。

ほっと一安心・・・と思う間もなく、今度は人差し指が同じ状態になってしまいました。

しかも薬指の一部と左手の中指の一部も赤くなってきています。

去年も手の指は若干腫れていたのですが、こんなにひどくなったのは初めてです。年のせいですかね。

知人に「ビタミンEが足りないのでは?」といわれたのが気になって調べてみたら、確かに冷え性やしもやけに効果があるそうです。

こりゃビタミンEを採らなきゃダメみたいですね。サプリメントか、食品であればアーモンドがいいようです。

もともと末端冷え性なので、毎日足先に使い捨てカイロを貼っています。

こうやって年を取るほどに、貼ったり飲んだり食べたりするものが増えて行くのでしょうね。

この他には幸い腸の健康食品くらいで済んでいますが、同世代には高血圧や糖尿病は多いです。

準備ばかりしていると軌道に乗り始めても長く続けられないかもしれません

昨日、ASK アクティブシニア交流会さんの理事会に出席しました。

その席である役員の方が、体力やプライベートのことがあるので、来年で役員を降りたいとお話されていました。

一年ほど前にも、同じような理由で別の方が役員を降りられました。

役員の方は、毎月の交流会やビジネス研究会の日は一日中拘束されていますし、それ以外の日も、会の運営のためにいろいろな仕事をされていますので、私から見ても大変だなと思います。

役員を降りられるとはいっても会員は続けられるので、各イベントには出席されます。

私の親も八十歳になる前に体調を崩しました。

この役員のお二方のように、体調を崩す前はあちこちに出かけていたのですが、体調を崩してからはめっきり外出の機会は減りました。

なぜこんなことを書いているかというと、先日ブログに、これに関連するお話を書いたばかりだからです。

自分は、年をとってからやりたいと思っている仕事の準備ばかりして、具体的に行動していない。どんなことでも新しく始めたら、それが軌道に乗るまでに三年や五年は平気でかかる。軌道に乗り始めたときには高齢者になってしまう、と。

自社の商材をプレゼンされている方々の情熱を見て反省してしまいました

今日はASK アクティブシニア交流会の、月に一度のビジネス研究会の日。

ASKさんには、テスト的に弊社アプリ「楽々談話室」を導入していただいているので、第三部の交流タイムで「まだ使っていない方は使ってみてください」と告知してきました。

ビジネス研究会は、商材をお持ちの方がプレゼンをする第一部と第二部がメインで、第三部の交流タイムは、過去登壇された方が商材のその後の報告や再PRをする場です。

今日の第一部は健康器具を売る社長さん、第二部は健康食品を売る社長さん、第三部は先月プレゼンされた若い農場経営者。みなさん情熱を持って熱く語っていらっしゃいます。

それに比べて私は圧倒的に熱量が低い。これじゃ、いけませんね。

ただ決して情熱がないわけではないのです。

自社アプリはなかなか売れないという現実があるからです。フリーのアプリやWebサービスでさえ使ってもらえません。

既にフリーで定番のアプリがごまんとありますから。

知人の会社のアプリも同じようなものです。補助金が通っても全く売れなかったものもあります。

歳をとって食が細くなったときの栄養のとり方を考えていました

親のかかりつけのお医者さんに薬をもらいに行くと、ちゃんと食事はとられていますか?と聞かれます。

幸い今のところ問題ないのですが、やはり年をとるごとに、少しずつですが食は細くなっています。

80歳でエベレストに登頂された三浦雄一郎さんや、作家で尼僧の瀬戸内寂聴さんはステーキがお好きと聞きますので、先生がおっしゃるように食は大事なんだろうなと思います。

私はよくASK アクティブシニア交流会さんの定例会に参加させていただくのですが、役員の方々は月二回、夜の懇親会も含めて一日十時間ほど運営に携わっていらっしゃいます。

平均年齢七十代とのことですが、昼食や懇親会で楽しく飲食されているのが、定例会が長年続く秘訣なんだろうなと思います。

そういう意味では親にも十分な栄養をとってもらいたいと思っています。

よく高齢者は間食を利用して栄養のあるものをとるといいと聞きますが、量が多いと夕食に差し支えますし、本人の好き嫌いもあるので、なかなかいいものが見つかりません。

量もちょうどよくて本人が気に入っても、続けて行くうちに飽きる食品がほとんどだったりします。

結局はチョコレートとかアイスクリーム、甘酒のような定番のものになってしまいますね。

東洋医学に携わる方の陰陽五行に対する定義にちょっと感動してしまいました

陰陽五行をちゃんと学びたくて、根本幸夫・根井養智共著「陰陽五行説―その発生と展開」(薬業時報社)を注文しました。

この本は東洋医学を学ばれる方にとってはとても有名な本のようで、インターネットで検索してみると鍼灸などの先生がお薦めされています。

しかしこのような本でさえ、ブログに書いてきたようにAmazonに在庫がないんですよね。買う人が限られているからでしょうか。なので古本を購入しました。

今日届いたので前書きを読んでみたのですが、ちょっと驚きました。

以下の書き出しから始まります。

「陰陽五行説は、陰陽説と五行説が結合したものであるが、中医学も含めて、すべての漢方医学の基礎である。」

「中医学」とは、昔から中国で行われてきた伝統的な医学を指すもののようです。

この書き出しに続いて、漢方医学の聖典といわれる書物について言及されていますが、それらにも陰陽五行説が採用されていることが書かれています。

そして以下に続きます。

平和な日常に緊急事態が起きたとき適切な行動が取れるか考えてしまいました

今日あまり寝てなくて午前中の打ち合わせに行ったので、とても眠くて、帰りの地下鉄で最初から寝る体制に入りました。

帰宅時間前だったので車内は空いていました。

ウツラウツラしていたら、いきなりけたたましい音が。

非常ボタンというのでしょうか。誰かがそれを押したようです。

びっくりして社内を見回したのですが、何かが起きたふうでもなくいつもの静けさです。

地下鉄七隈線は車両が短いので、人が倒れでもしていたらざわついているはずです。

「非常ボタンが押されたので次の駅で止まります」というようなアナウンスがあり、次の駅で停車。職員の方が「気分の悪い方はいらっしゃいませんか」と叫びながら各車両を回っていました。

結局何ごともなかったようで、程なく発車しました。

私が東京に住んでいた頃の話ですが、電車に乗っていたとき、私の目の前で人が気絶して倒れたことがあります。

たまたま私が降りる駅に停車する直前だったので、停車してすぐに運転士さんのところへ行って状況を伝えました。

運転士さんと一緒に戻ってみると、倒れた人はホームのベンチに座って職員の方と何か話しているようです。

相当酔っていたようで、それで一瞬気を失ったみたいでした。

治療で歯を削るときの痛さに比べたら三十分の歯磨きなど苦痛ではありません

インターネットを見ていたら、ソフトバンクグループ会長兼社長の孫正義さんが三ヶ月に一度、歯医者さんに行って検診を受けているという記事を見つけました。

記事には他の社長さんたちの例、毎月歯のクリーニングとか年に四回歯科検診なども紹介されています。

そういえば、ほぼ日刊イトイ新聞の糸井重里さんは、会社の社員に歯の定期検診を義務付けているというような記事を読んだ記憶があります。

何でも糸井さんは、若い頃歯を大切にしていなかったようで、やっぱりそれではいけないと思ったみたいな話じゃなかったかな。

私は子供の頃から、歯はそれなりに磨いていたと思うのですが、だんだん虫歯になってしまって、三十代後半にはかなり銀歯の詰め物が目立つようになってしまいました。

それまでは奥歯の一部がまるまる銀歯になっている知人がいて、すごいなと思っていたのですが、このままだと自分もそうなるかもしれないと焦ってしまいました。

私の親はほとんど虫歯がないことが自慢だったようですが、定年を迎える頃には歯槽膿漏になってしまって、入れ歯になったと嘆いていました。

そういうのを聞くと、歯槽膿漏も気になり始めるんですよね。

ASKさんの催しに参加していると健康の秘密を知ることができるかもしれません

暑い日が続きますね。

日中は冷房が効いた部屋に入っていますが、遅めの朝食を食べているときや夕食の買い出しに出かけたときでさえ、ムッとする暑さ。ちょっとうんざりしてしまいます。

高齢の親も夏バテ気味です。

そんな中、私がパソコン・スマホ勉強会などで日頃からお世話になっているASK アクティブシニア交流会さんは、今日、定例交流会の日。しかも年に一度の暑気払いです。

私は私用で参加できませんでしたが、ホームページの申込者リストを見ると約六十名。盛況ですね。

何とゲストに台湾総領事館の方々も参加されるよう。盛り上がったでしょうね。

ASK会員さんの平均年齢は七十代ということですが、みなさんとてもお若くて活動的です。

毎月定例交流会とビジネス研究会を開催していらっしゃいますが、当日の午前中は理事会をされています。

そして交流会や研究会が終わると、引き続き懇親会へ。

両日とも、十時間以上会員さんどうしで行動されています。お元気ですよね。

私は懇親会まで出ないことが多いですが、それでも理事会から出席すると七時間くらいいることになります。そこまでで疲れ果ててしまうんですね。

正直、私は懇親会まで参加する体力はありません。

人の心を癒やしたりすることが必要な仕事であれば読む価値はあると思います

今日、注文していた河合隼雄さんの「カウンセリングの実際」(岩波現代文庫)が届いたので、またまた仕事の合間に読んでいました。

まだ少ししか読んでいませんが、カウンセリングの現場を知ることができてとても興味深いです。

例えばカウンセリングの方法の一つである、カウンセリングを受けるクライエントさんの話をただ聴くという行為。それによって、本人自ら問題を解決して行くくだりは、ちょっと感動してしまいました。

それにカウンセラーさんの行為の一つひとつが、いかに多くの危うい結果をもたらすか。読んでいてとても恐ろしくなります。

私はカウンセラーさんには向いていないなと思います。

その一方で今やっているITの講師にも、将来やりたいと考えている仕事にも、参考になることはたくさんあります。

そのためにこの本を買ったわけですし。

それに一般の人が買うような、カウンセリングが出来るようになる教科書や参考書のようなものは、売られていないですよね。

心はとても複雑なので、専門の教育を受けていない人が気軽にできるものではないからだと思います。

あらためてカウンセリングをする方の重圧を想像してしまいます

昨日、仕事の合間に河合隼雄さんの「影の現象学」(講談社学術文庫)を読んだら、カウンセリングのお話がとても印象に残ったことを書きました。

そして河合さんがカウンセリングについて書かれている本を注文してしまったことも。

そんなこともあって、今日も仕事の合間につい昨日読んでいた本を手に取ってしまいました。

するとまた、カウンセリングの難しい場面について書かれた箇所に出くわしました。以下抜粋です。

「あるいは、心理療法というものが人格の変容を目標とし、古い自我の体制が破壊され、新しい自我が再構成されてゆく自己実現の過程を歩むことを要請するものであるかぎり、それは常に「死の体験」を必要とすると言うことができる。」

確かに精神的な問題で日常生活に支障をきたしたことがある人ならば、それを克服するために相当大きなきっかけが必要なんだろうとは想像できます。

カウンセリングについて、さらに以下抜粋します。